チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

追憶の日々

今日も朝風呂。
何と心地良い事か。
いや、湯に浸かって居る時より、上がって扇風機に当たって居る時の方が心地良い。
昨夜はコロッケカレーを食べた。
朝はトムヤムラーメンだった。
結局二食で、食べる事だけが楽しみな私としては、少し残念だが。
朝起きるのが遅いとこうなる。
体が三食欲して無いのだろう。
夜中に腹が減ったので菓子パンを喰った。
結局三食の様なものだが、この方が体には良くない。
早く起きて普通に三食の方がいいのだが。
朝グズグズ起きるのが、年金生活の醍醐味でもある。
現役時代は立って食べて居た。
何をしながら食べて居たのか思い出せないが、
服を着ながら食べて居たと言う記憶が余り無い。
まさかトイレをしながらでは無いだろう。
顔を洗いながらは在り得ない。
何をしながらパンを齧って居たのか記憶がとんと無い。


何の脈絡も無しに、昔のあるシーンが急に思い出される事がある。
タイに来てからの事や、日本で結婚した当初の頃の事。
結婚する前の彼女のタイの実家の風景。
これらのものがほぼ一瞬に思い出される。

懐かしいあの時の日々。
年老いた老人は、こうやって毎日思い出に生きて行くのだろうか。



今日は回想が短かったので、体はまだ冷え切っては居なかった。


コロッケカレーとアスパラ。

今日も朝風呂

今日もまた朝風呂に入って、ベッドの上にゴロンとなって扇風機を浴びて居る。
何とも幸せな毎日だ。
時計を見れば、もう11時半になって居る。
そして、妻が今朝作ってくれたトムヤムクンが鍋一杯に待って居る。
味噌汁・赤だし・蛤の吸い物ぶっ掛けご飯に鶏粥の、
朝の四つのローテーションにもう一つ、トムヤムクンを加えたかったのだ。
前にもトムヤムクンを作って貰ったが、何故か定着しなかった。
ピリ辛でバリエーションとしては申し分無かったのだが、
少し塩辛かった。
塩分は使うペーストの中に含まれて居るので、薄めようが無いとの事だった。
まあ、仕方が無い。
それでも折角タイに居るのだから、食べたくなった。
今度はぶっ掛けを止めて、普通に食べようと思う。
この際、味噌汁もぶっ掛けは止めようと思う。
そして、今度は生卵をご飯に掛けて食べようと思う。
先日、デパートに行った時、日本食コーナーに「たまご掛け専用醤油」を売って居た。
タイ人は生卵を食べない。
他の物なら兎も角、こんな物は日本人しか食べない。
一体チェンライに日本人が何人居ると思ってるんだと思った。
それは兎も角、先日、その日本食コーナーの前に外人が立って居た。
中々動こうとしない。
買うなら早く買ってどいてくれと思ったが、
大きな体で怖かったので何も言わなかった。
まあ、日本食はブームなのだろう。
それにしても「たまご掛け専用醤油」とは、外人にもたまご掛けの文化は無いだろう。
そう思ってるのは私だけかも。
でも、そもそも普通の醤油とどう違うのか。
若しかしたら寿司に合うのかも…。
一度やって見よう。


と思って居たら、「この麺がトムヤムクンに合うのよ」と言うので、
今朝はトムヤムラーメンになってしまった。
それならビールを飲まなくちゃと言う事で、
朝からビールと言う事になってしまった。
したい放題の年金生活。


トムヤムペースト

今日も無事終了

今日は昼にキムチ焼飯を食べて、昼寝して、目が覚めると7時前になって居た。
ミンミン蝉とコオロギを合わせた様な喧しい虫の音を聞きながら、
とっぷりと暗くなった庭を眺めて、今日も1日が終わったのかと、
しばし、ぼおーっと過ごした。
昼はMAKRO(卸しスーパー)に買い物に行き、
妻が帰りに「キムチ焼飯食べる?」と聞くので「食べる!」と頷いた。
帰ると早速作ってくれた。
いつもの様にウイスキーのトニックソーダ割り。
そして、「トムヤムクン食べる?」と聞くので「うん!」と頷いた。
いや、順序を間違った。
トムヤムクンは出掛ける前に聞いたのだ。
もう段々記憶力も衰えて居る。
記憶力は衰えて来たが、食べる事だけはしっかりして居る。
優しい妻に囲まれて、幸せに老いて行く。
私の老後は捨てたものでは無い。


グリーンカレー(トムヤムクンは明日作ってくれるらしい。)


キムチ焼飯


朝食は赤だしぶっ掛けご飯と鯖。

風呂上りの思案

今朝10時の気温は25度。
熱い風呂に入って、ベッドの上で扇風機に当たるととても心地良い。
昨夕、少し雨が降ったので、今日はとても涼しい。
もう雨季の終わりのせいか、最近は土砂降りが無い。
でも少し降ればとても涼しくなる。
今の時期は8月や9月と比べて、日射が弱いせいか、同じ雨季でも涼しく感じる。
日本との時差は2時間だから、24分の2違うと言う事は、丁度一月遅れと言う事になる。
唯、例年だと10月は乾季が始まるので暑いイメージが有るが、
今年は雨季が長引くのか、例年より涼しく感じる。
いっそ一年中雨季ならもっと涼しいのに…。
いやいや12月から2月までは乾季だが十分涼しい。
若しこの時期が雨季ならば暖房器具が要るだろう。
出来れば3月から5月が雨季ならば有難いのだが…。
ところで3月の乾季が12月の乾季より暑いのは何故だろう。
日本なら2月が一番寒いのだから、一月遅れのタイは3月が一番寒いはずなのだが…。
よく考えると、12月は暑い10月から段々涼しくなるのに対して、
3月は1月2月の涼しさに慣れて居るから、より暑さを感じるのではないか。
漸く納得の行く結論に達した頃には、体はすっかり冷え切って居た。


昨日の朝食。鶏の腿と餅米。


昨日の昼食。天ぷら素麺。


昨日の夕食。鮭のトロ。余りに脂っこいので半分残した。

お気に入りの You Tube


America s Got Talent と言うスター発掘番組が有る。
そこに出場したのはLaura Bretan(ローラ・ブレタン)と言う
14歳になったばかりのアメリカで生まれ育ったルーマニア人。
私はこのYou Tubeを見て、何度でも涙が出る。
私はこの子に嵌ってしまった。
ステージではガチガチに緊張して、聞かれたことを答えるので精一杯。
観客も不安そうに見守るなか、彼女が歌い始めたのは・・・なんと、オペラ!
しかも、こんなに華奢で小さな体から出てくるとは思えない声量と、
信じられないレベルのコントロール。
感情移入も、まだ13年しか生きていない子のものとは到底思えない。
会場は総立ちで拍手喝さいし、審査員も全員ベタ褒め。
最初のオーディションで数少ないゴールデンブザーが鳴り、準々決勝にストレート進出を決めた。



Laura Bretan Auditions & Performances America's Got Talent 2016 Finalist


驚異的な歌声を持つ以外は、ごく普通の少女。
準々決勝に選んだ曲はCeline Dionの超大曲「The Prayer」。
元々オペラ曲では無いが、原曲を超えるオペラ版にアレンジ。



Laura Bretan MOST SHOCKING Teen Opera Singer | Quarterfinals 1 Full | America's Got Talent 2016