明日は餅つき大会なので、妻が散髪に行って来いと言った。
しかも近所にいっぱい出来てるので近所に行けと。
そう言えば最近あちこちに散髪の三色ポールが在る。
近所をバイクでフラフラと探したが、以前見掛けた所に無い。
するとパーマ屋らしき所に三色ポールが…。
唯、ドアノブに白い紙が掛けて在る様に見えるので、
しげしげと見て居ると、女の人が「何ですか」と言うので、
「散髪!」と言ったが通じない。
何遍も言ったが通じないので「切る、髪」と、散と髪の間を空けて言った。
すると「散髪か!」と。
母音がおかしかったのか、子音がおかしかったのか分からないが、
こんな簡単な単語が通じ無いとは、と自信を失くした。
そして「此処は散髪はしない。あの車の向こう」と言うので行ったが見当たらない。
あっちこっちをキョロキョロしたら、向かいに美容院が在った。
美容院は高いと思ったが、他に散髪屋を探すのも面倒に成った。
仕方が無いので、ドアを開けて「散髪」と言ったら、奥で女の人が頷いた。
此の店は昔、家の団地を出て直ぐの所に在ったが、
家賃が高いので少し遠くに移転した店だ。
客が少ないのか、椅子はボロボロだった。
そして、妻が出掛けに「ハンサムにしてくれと言って来い」と言ったが、
ちょっと気恥ずかしいので「妻がハンサムに成れと言うので来た」と言い換えた。
ついでに「年寄りはハンサムには成れない」と言おうかと思ったが、
辞めて置いた。
タイに来た当初は散髪屋の看板が余り無かったので、
散髪はタイでは美容院でするのかと思って、いつも此の女の人の店でやって居た。
移転してから一度だけ染髪か何かをして貰った事が在る。
暫くすると尻が痛く成って来た。
やはり散髪屋のリクライニング椅子は専用なので痛く無いのだ。
何とか我慢して、姿勢を直すと、「長いと痛いですネ」と。
150バーツ(≒570円)だった。
散髪屋は80バーツ(≒304円)なので倍近かった。
帰り際に写真を撮らせて貰った。
と言うか、「写真」と言って、勝手に撮った。
別に拒む様でも無かった。
若しかしたら、寂れた店内で恥ずかしかったかも知れない。
ドアを開けながら、店の前に置いて在る風防付きのバイクを見て、
「重いバイクですネ」と、お上手とも分からないお世辞の様な言葉を言った。
私はニコリと笑うだけだった。
彼女とのこんな会話はもう何年振りだろう。
家に帰って妻にハンサムかと訊くと、「まあまあだ」と。
唯、白い物が目立つので、横だけ黒く塗って貰った。
昨日の深夜食(ドラゴンフルーツ)
今日の朝食(例に依って巻き寿司)
さて、今夜は朝食メニュー。
いつも美味しい料理をありがとう。
今日はこんなYOUTUBEを見て居た。