チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

散髪を美容院で

明日は餅つき大会なので、妻が散髪に行って来いと言った。
しかも近所にいっぱい出来てるので近所に行けと。
そう言えば最近あちこちに散髪の三色ポールが在る。
近所をバイクでフラフラと探したが、以前見掛けた所に無い。
するとパーマ屋らしき所に三色ポールが…。



唯、ドアノブに白い紙が掛けて在る様に見えるので、
しげしげと見て居ると、女の人が「何ですか」と言うので、
「散髪!」と言ったが通じない。
何遍も言ったが通じないので「切る、髪」と、散と髪の間を空けて言った。
すると「散髪か!」と。
母音がおかしかったのか、子音がおかしかったのか分からないが、
こんな簡単な単語が通じ無いとは、と自信を失くした。
そして「此処は散髪はしない。あの車の向こう」と言うので行ったが見当たらない。
あっちこっちをキョロキョロしたら、向かいに美容院が在った。
美容院は高いと思ったが、他に散髪屋を探すのも面倒に成った。
仕方が無いので、ドアを開けて「散髪」と言ったら、奥で女の人が頷いた。
此の店は昔、家の団地を出て直ぐの所に在ったが、
家賃が高いので少し遠くに移転した店だ。
客が少ないのか、椅子はボロボロだった。
そして、妻が出掛けに「ハンサムにしてくれと言って来い」と言ったが、
ちょっと気恥ずかしいので「妻がハンサムに成れと言うので来た」と言い換えた。
ついでに「年寄りはハンサムには成れない」と言おうかと思ったが、
辞めて置いた。
タイに来た当初は散髪屋の看板が余り無かったので、
散髪はタイでは美容院でするのかと思って、いつも此の女の人の店でやって居た。
移転してから一度だけ染髪か何かをして貰った事が在る。
暫くすると尻が痛く成って来た。
やはり散髪屋のリクライニング椅子は専用なので痛く無いのだ。
何とか我慢して、姿勢を直すと、「長いと痛いですネ」と。
150バーツ(≒570円)だった。
散髪屋は80バーツ(≒304円)なので倍近かった。
帰り際に写真を撮らせて貰った。
と言うか、「写真」と言って、勝手に撮った。
別に拒む様でも無かった。
若しかしたら、寂れた店内で恥ずかしかったかも知れない。
ドアを開けながら、店の前に置いて在る風防付きのバイクを見て、
「重いバイクですネ」と、お上手とも分からないお世辞の様な言葉を言った。
私はニコリと笑うだけだった。
彼女とのこんな会話はもう何年振りだろう。



家に帰って妻にハンサムかと訊くと、「まあまあだ」と。
唯、白い物が目立つので、横だけ黒く塗って貰った。


昨日の深夜食(ドラゴンフルーツ)


今日の朝食(例に依って巻き寿司)


さて、今夜は朝食メニュー。
いつも美味しい料理をありがとう。



今日はこんなYOUTUBEを見て居た。



中・朝・露3正面作戦に直面する日本/用田陸将に聞く04