チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

70を過ぎて

家で勉強して居て、ふと窓の景色を眺めると、
まさかタイで暮らして居ようなどとは若い30代の頃は夢にも思わなかった。
勿論、タイの女性と結婚しようなどとは…。
いや、後悔して居るのでは無い。
寧ろラッキーだったとも。
この恵まれた環境を考えると、ラッキーだったと言わざるを得ない。
30代の頃はそろそろ結婚を考えて居て、
若しかしたらずっと結婚出来ないのではなどと不安も在った。
それが偶々タイに旅行して、タイに嵌って、
挙句の果てには老後はタイでなどと考える様に成った。


唯、それまでには一様の人生では無かった。
私がタイに嵌って、母は霊感商法の壺を買わされたりした。
300万と聞いて驚いた。
親不孝を悔いた。
母は心配して居たのだ。
50近く成って、タイの女性と結婚すると言った時は、
諦めの境地だったのか、何も言わなかった。
私には喜んで居る様に見えた。
安心したかの様でも在った。
日本に連れて帰った時は間違いなく喜んで居る様だった。
それから10年、幸せな日々が続いた。
そして退職して母も一緒にタイに連れて来た時は、
最初母は嫌がったが、タイの生活を楽しんでる様にも見えた。
唯、今思い返せば親不孝だったと。
しかし、一人日本に残すには忍びなかった。
それまでずっと一緒に暮らして居たからだ。
今と成ってはどうしようも無いが、母が逝くまで日本で暮らすべきだったかも。
妻は我慢出来ただろう。
タイ飯は喰えなかったが…。


こちらに暮らして居ると、タイ移住をしに来られる方が多い。
昔と随分変わったと思うが、もろ手を挙げて賛成では無い。
タイ移住も一長一短が在ると言う事は、自身で住んで見ないと分からない。
日本に帰られる方も多いが、それはそれで良かったのでは。
経験して納得の上だから。
経験するまでは何時までも淡い期待のままでも…。


翻って私は良かった。
今のところは。



今日の朝食(大根下ろし納豆)



さて、今夜は刺身。
いつも美味しい料理をありがとう。



今日はこんなYOUTUBEを見て居た。



私が日本で見た衝撃の光景5つ