チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

カメラの購入

「ご飯!」と言う声で叩き起こされ、
まだ眠い中をお手伝いさんが「卵焼きに蒟蒻を付けますか」とベッドに聞きに来た。
夢うつつの中で聞かれたので、
卵焼きがししゃもの煮物のイメージに思えた。
これは変だと、少し意識が戻ったところで、
「卵焼きにもう一品付いてますが説明出来ません」と。
よく分からないが、まあ、余ったらその時と思い、
蒟蒻も付けてくれと首肯した。
食卓に行くと、ワカメの酢の物だった。



さて、今日はカメラを買おうかなと思い、
昨日見に行ったデパート内のビックカメラに再び見に行き、
もう一度昨日と同じカメラを見て、
今度は詳しく聞いた。
最初の内はちゃんと説明してくれて居たのだが、
同じテーブル席に座ってるのに、
女性の店員はスマホをいじり始め、
質問をしても答えない。
腹が立ったので「オイ!」と大きな声を出した。
するとこちらを見たので、再び質問をした。
色々迷って、結局機種を決めて買おうとしたのだが、
白いのは有るかと聞いたら「無い」と。
確か白いのをウィンドーで見た様な気がしたので行って見ると、
銀色が有った。
自分でウィンドーから取り出して、テーブル席に持って行くと、
女性の店員は逃げる様に店の外に出て行った。
仕方が無いので他の店員に話を進めた。
それで予備のバッテリーも買う事にして、
店員が電卓で値段を表示したのだが…。
ウィンドーに表示して在る金額より低い気がしたので、
予備のバッテリーを入れ忘れてるのかと思い、
「バッテリーは?」と聞くと、
「忘れてました」と言って、一旦、引っ込んで、また電卓で値段を表示した。
千バーツほど高くなった金額だった。
バッテリーは千バーツほどだと聞いて居た。
やれやれと思って帰途に着いたが、よく考えて見ると、
最初に提示された金額はバッテリー込みでは無かったのか。
そもそもウィンドーの表示価格よりディスカウントされて居る。
余計な事を言って、ディスカウントの幅を少なくしたのではと思った。
と言うのは、一旦、引っ込んだ時にショーケースからバッテリーを出して無かったと思う。
単に入れる振りをしただけだった様に思える。
まあ、表示価格よりディスカウントされてるからいいかと思い帰途に着いた。
本体のウィンドーの表示価格は7, 900バーツ(約27,600円)。
購入金額も7, 900バーツ。
つまりバッテリー代千バーツをディスカウントした事になって居るが、
本当は2千バーツのディスカウントでは無かったのか。
そもそも表示価格が妥当なのか。



さて、いつもの喫茶店はお休みなので、
急いで遠くの喫茶店に行き、3時半から5時45分まで粘った。



家に帰って露店風呂に浸かりながら、
今後は余計な事は言わないで置こう。
もしバッテリーが袋に入って無かったら、見てから言えばのだ。
多分バッテリーは最初から入って居ただろう。
そんな事を思ってる内に、空はすっかり暗くなって居た。



そして、夕食はカレー・スパゲティー。
一口食べたら、ビックカメラの嫌な事は吹っ飛んだ。


今日はししゃも

一昨日、妻が卵焼きを作ってくれたのだが、
2回分作ってくれて居たのを昨日お手伝いさんが出し忘れて居た。
と言う事で、今朝も卵焼きと蒟蒻。



今日も近くの喫茶店は閉まって居たので遠くの喫茶店へ。
着くと結構客が居たのだが、
暫くすると殆ど帰って行った。
その後見慣れた顔の客が来て、携帯で喋り始めた。
すると、もう1人隅に残って居た客
もパソコンを止めて携帯で喋り始めた。
二人とも中々喋り終わらない。
どうも仕事の話の様だ。
電話なら家でしたらいいだろう。
私ならベッドに寝っ転がって喋る方が遥かに楽なのに…。
結構煩かったが、
考えて見たら、別に携帯で無くとも、友人同士で来て話し合う事は有る。
そう考えると、気分を取り直して勉強に集中した。
そして、またしても二人連れが来て互いに携帯で喋り合って居る。
タイ人は携帯でのお喋りが好きだ。
二人で来る意味が無いだろう。
肝心の二人同士の会話は僅かだった。
暫くすると皆帰ってすっきりした。
私も張り合いが抜けて帰りたくなったが、
3時間粘って帰途に着いた。



さて、今日はししゃもとお手伝いさんに頼んで置いたが、
風呂から上がって食べようと思ったら、
「冷蔵庫に入れて有ります」と。
えっ!
焼いたししゃもを冷蔵庫に??
どうも話が合わないので、
もう一度タイ語で「ししゃも」と言ったら、
お手伝いさんの顔が青ざめた。
ししゃもは小さいのでお手伝いさんにはいつも小さい魚とタイ語で言って居る。
つまり「プラー・レック」。
それをお手伝いさんは聞き違えて「プラー・ディップ」と。
「プラー・ディップ」は刺身。
刺身の事はいつも「プラー・ディップ」(生の魚)と言って居る。
妻にもう一度冷凍してもいいかと聞くと、いいと。
それで、ししゃもを焼いて貰った。
ローテーション表通りに食べたかった。
だって刺身はこの前食べたばっかりだ。
ばっかりと言っても9日経ってるが…。
私の意識としては「ばっかり」。
思わぬところに落とし穴が有った。
これからは「プラー・ディップでは無くてプラー・レック」。
刺身の時は「プラー・レックでは無くてプラー・ディップ」と言わなければならない。
いっその事、日本語で言った方が…。


今日は牛丼


いつもの喫茶店に行くと閉まって居た。
バンコクの弟か妹か或いは年下の従兄か分からないが、
見舞いに行くかも知れないと昨日言って居た。
「ノーン」と言ったが、タイ語で「ノーン」は色んな意味に取れる。

もっと詳しくと聞く訳には行かない。
いつ戻るか分からないと言って居た。
腹の手術だと言って居た。(別にそこまで言って貰わなくても…)
仕方が無いので遠くの喫茶店に。



店の前に一昨日も売りに来て居たバイクの物売りが来た。
一昨日は何も売れなかったのだが、
ガソリンスタンドの店員が声を掛けて居た。
多分「今日は売れたか」とか何とか言ったのだろう。
夕方になって喫茶店の客が2人の店員におごってやるとか言って、
バイクの方に連れて行った。
私は見た事の無い客だったが、多分、常連なんだろう。
店員は大喜び。
多分「好きなだけ買え」とか言ったのだろう。
バイクの物売りも大喜び。



喫茶店からタイ語学習を終えて家に帰ると、
最近では夕方も涼しくなり、
ベッドで扇風機に当たりながらゴロンとして居るととても心地良く、
いつまでもそうして居たくなるが、
露天風呂にも入って晩飯を食わなくてはならないので、
重たい体を起こして露天風呂に向かう。
湯を張る頃は明るかった空も、
張り終わった頃には陽も暮れて、
風呂の屋根と壁の間に見える空が薄紫に見え、
それがゆっくりと黒くなって行くのを見ながら湯に浸かる。



夕食は牛丼。
妻が作り置きしておいた冷凍の具を、お手伝いさんが電子レンジで温めてご飯に盛るだけ。
簡単そうだが、汁の量も微妙な加減が必要だ。
最初の頃は多かったり少なかったり。
何より大切なのが在庫管理。
もう切れてましたよでは困るのだ。
次回分はまだ有るそうだ。


今日はコロッケ

今朝も蒟蒻を食べようと思って居たら、
妻から「出来た~!」の掛け声。
キッチンを覗いて見ると卵焼きが出来て居た。
でもこれなら蒟蒻も喰える。
と言う事で、今朝は卵焼きと蒟蒻。
ちょっと野菜不足だが、
よく考えると、山芋と即席ラーメンも蒟蒻同様根菜だ。
しかし山芋の方は量が多いので多少はバランス不足も補える。
蒟蒻は量も少ないし、ビタミン不足かと思ったが、
赤出しに麩とワカメが入ってるので、まあいいだろう。
麩はミネラルが多いらしい。



さて、今日もお手伝いさんの弟が草刈の続き。
昨日、外周りが終わって、今日から中の庭。
刈った草は一箇所に集めて肥料にするとの事。
ビニールを被せて蒸らすらしい。



朝食後、腹いっぱいでコーヒーも飲めないので、
久し振りにお家で勉強。
やっぱり身が入らないので、早々に喫茶店へ。



行くと不思議な事に腹も減って来た。
コーヒーと菓子パンのお代わり。
やっぱり勉強が進んで、頭をよく使うからだろうか。
頭を使うとエネルギーが消耗するらしい。



そして夜はコロッケ。
昨日と同じタレを自分で掛けた。
ビールは久し振りにバドワイザー。
久し振りなので旨い。
前は飽きたのだが…。
まあ、ハイネケンばかり飲んでると飽きるので、
時々は変える方が…。
妻は隣りでラオスビール。
「旨いか」と聞けば、「旨い」と答えて居た。
そりゃそうだろう。
私が買って置いた分だから不味いとは言えないだろう。


今日は草刈

今日はお手伝いさんの弟が国境の町メーサイから草刈に来てくれた。
いつも泊り掛けで来てくれる。
お手伝いさんも久し振りに弟に会えて嬉しそう。



うっかりして居たのだが、このまま山芋と即席ラーメンを食べ続けて居れば、
蒟蒻を食べる時が無い。
蒟蒻は冷凍保管出来ないので冷蔵保管してるが、
日が経つと腐るので時々鍋で温め直して貰って居る。
山芋と即席ラーメンはいっぱい有るので、
このままではお手伝いさんの手間も大変だし、
幾ら何でも何度も温め直してたら風味が無くなってしまうので、
一旦、山芋と即席ラーメンは後回しにする事にした。
先日、山芋は下ろしてから冷凍すれば問題無いとのコメントを頂いたので、
実験して見たら、やはり問題は無かった。
なので全て下ろして冷凍保管する事にした。
蒟蒻を全て食べ終えたらまた山芋と即席ラーメンになる。



今日は近くの喫茶店が定休日なので遠くの喫茶店に。
こちらでもワッフルを食べてるが、
どう言う訳かこちらの方が旨い。
焼き方がしっかりして居て、
しかもキャラメルの様なものを塗って在るのでパリパリ感が有る。
近くの喫茶店は焼いて置いて在るから冷めてるし、
しかも柔らかいので食感がイマイチ。
意見を言いたいが、お嬢さん経営で聞く耳を持たない性格の様だから…。
しかも下手に言うと自尊心が傷ついて自信を無くす恐れも有る。
やはり言うのは止めて置こう。



さて、夜は豚テキ。
こちらは意見を言っても自信を無くす恐れは無い。
それどころか百倍になって返って来るから止めて置こう。
と言うよりも、私ごときが言う事は何も無い。
レストラン並みのお味で、満足、満足。


「これは何を掛けたら宜しゅう御座いますか」
「前にソースが作ってあるでしょう!」
「左様で御座いますか」
「面倒臭いわねえ、ジャジャジャー!」