チェンライの日々

タイ(チェンライ)在住9年です。日々の暮らしを綴ります。

いよいよ母音

さて、いよいよ後残すは母音だけとなったが、師は、その前に、復習の意味で、次の文を書く様に言われた。
ขาไปจะไปกับคุณยามาดะค่ะ/ครับ
文の意味は、「歩いて行くなら、山田さんと一緒に行きます。」
お分かりの様に、タイの文章には英語の様に単語と単語の間に切れ目が無く、大変読み辛いものです。
でも、もし、日本語も全て平仮名で書いて有れば、大変読み辛いですネ。
唯、せめて、句点が有ればなあとは思います。
単語で区切ると次の様になります。
ขา/ไป/จะ/ไป/กับ/คุณ/ยามาดะ/ค่ะ//ครับ
足/行く/…だろう/行く/さん/山田/です
ですのค่ะは女言葉。ครับは男言葉。
そうです。タイ語の丁寧語である「です」には、女言葉と男言葉が有ります。
文法は英語と同じ順で、主語+述語+目的語です。
同様に、ขากลับจะกลับคนเดียวค่ะ/ครับ
意味は、「歩いて帰るなら、独りで帰ります。」
ขา/กลับ/จะ/กลับ/คน/เดียว/ค่ะ//ครับ
足/帰る/…だろう/帰る/人/一つ/です(女言葉・男言葉)
それでは、次に母音です。

単母音は兎も角、二重母音や複合母音は、頭がこんがらがって来ますネ。
注意したいのは、語末で使う場合と語中で使う場合が、微妙に異なって来ると言う点です。
此のこんがらがる様な二重母音や複合母音は、それこそ、丸暗記するしか無いと思って居ます。
私は現在、此処で足踏み状態です。
さあ、それでは、此の母音を制覇して、いざ、タイ語の大海に乗り出して行きましょう。
おっと、此処でもう一つ難問が…。
実はタイには、「花文字」がやたらと多いのです。

街中の看板には、こう言う文字が溢れ返っています。
どちらが上なのか下なのか?
今まで習った文字とは随分違うでは無いか!
しかも英語のSやNやHに似て居るので混乱します。
おまけにUやWまで…。
むしろ全て英語読み出来そうな…。
でもタイ人は平気で読んで居るので、慣れれば読める様になると、僅かな希望を抱いて、頑張って下さい。


殆ど、自分に向けた言葉です。

タイ語の声調について

今日は、いよいよ声調記号です。
昔、タイ語の文字の勉強をしようと思った時、どんな本か忘れましたが、口語文としての適用と、文語文としての適用が混ざって居るので、同じ声調記号でも音の違いが有る、とか書いてあるテキストが有って、そんなもの、どの部分が口語調で、文語調なのか、分かる訳が無い。
と思って諦めた事が有ります。
今から思えば大変な誤解をしたものだと思います。
多分、声調記号の適用が異なるのは、文語調の名残が残って居るとか言う意味だったのでは無いかと思います。
もし、そうだとしても、それはそれなりに適用の法則が有って、それさえ分かれば、迷う事は無いはずなのですが…。
随分早とちりと言うか、最初に出会った本が悪かったのか…、今となっては分かりません。

【1】
さて、上の図ですが、五声は、(記号無し)、่่  で表します。
前回述べた様に、例えば、⑷高声は、ドレミの半音上がりで、⑸上声は、二音上がりです。
そして、下表の様に、付けられる記号(符号)が同じでも、或いは、記号無しでも、子音の分類によって、五声の適用の仕方が異なります。

具体的に文字で示すと、中子音のด、ด่、ด้、ด๊、ด๋ は、順に平声、低声、下声、高声、上声となります。
高子音は、平声と高声が無くて、ห、ห่、ห้ のみ使用され、順に、上声、低声、下声となります。
次に、低子音の場合は、低声と上声が無くて、ม、ม่、ม้ のみ使用され、順に、平声、下声、高声となります。
これらは全て頭音として使われるもので、末音には有りません。


【2】
次に、規則の第二順位として、上の記号無しの場合、次の規則が適用されます。
低子音+短母音は、高声。
中子音+短母音は、低声。
具体的に単語で書くと、
และ(そして)のลは、低子音で、แ+ะは、短母音(エ)なので、高声。
จะ(…だろう)のจは、中子音で、ะは、短母音(ア)なので、低声。


【3】
次に、規則の第三順位として、記号無しで、なお且つ、【2】にも該当し無い場合、次の規則が適用されます。
低子音+末音が、k、t、pになって居る場合は、下声。
中子音+末音が、k、t、pになって居る場合は、低声。
同じく、高子音+末音が、k、t、pになって居る場合も、低声。
具体的に単語で書くと、
มาก(多い)のมは、低子音で、าは、長母音(アー)で、กの末音はkなので、下声。
จูบ(接吻)のจは、中子音で、
 ูは、長母音(ウー)で、บの末音はpなので、低声。
พัก(野菜)のพは、高子音で、กの末音は、kなので、低声。


以上【1】【2】【3】の規則で、声調の解説は終わりです。


何よりも、どれが低子音で、中子音で、高子音かを完全に覚えて置か無ければ、混乱して声調規則は覚えられませんネ。
なお、母音については、短母音と長母音が有ると言う事だけを頭に入れて置けば、先に進む事は出来ます。


何だかブログを書くよりも、単語を覚える方が遥かに楽ですネ。
これだけの根気が有れば、1日100個も夢では無いかも。


昨日の昼食 ピザ

昨日の夕食 キツネ月見うどん

今日の朝食 蛤の澄ましぶっ掛けご飯とブリの煮付け


タイ文字学習の解説(其の4)

ぼちぼちタイ文字学習も飽きられて来た様だが、自分の記録の為、そして、これから学ぼうとされる方の為に続けます。
今日は、低子音の独立文字。
低子音の対応字と独立字の違いは、対応字と同じ音価は高子音にも有って、独立字と同じ音価は、高子音にも中子音にも無い、と説明されて居るが、そう言われても何の事だかさっぱりだろう。
従って、まずは、低子音の独立字と高子音を学んだ後に、この事を思い出して見て下さい。
その時、何と無く此の意味がお分かりになるのではと思います。
さて、左端の頭音と、右端の末音をご覧になってお気付きになられるかと思いますが、中子音や低子音の対応字に有ったk、t、pなどの音は無く、全てnやm、そしてyなど、他の分類には無いものばかりで構成されて居るのが特徴です。
此の表の見方と覚え方も、今までの中子音や対応字と同様です。
次の高子音も同じくです。

それぞれ、表に書かれて居る単語順で覚えるのが、良いと思います。
上から順に、タイのABC(いろは)順になって居ます。
以上で子音は終わりです。
此処まで来ればもう峠は越えた様なものです。
次回は、いよいよ声調記号に入ります。


余談ですが、以前日本人会のボランティアをして居た時に、チェンマイ領事館の総領事に気に入られ、我が家にもお越し頂きましたが、その時に、「○○君。君の庭に畑を作ると良いよ。私も公邸に畑を作って畑仕事をして居るのだよ。」と言われました。
私も昔の職場の上司に何と無く面影が似ていて好感を持って居ました。
そして、「文字を覚えれば、もっと上達するよ。」と言われ、遠ざかって居たタイ文字学習をやりたくなったのですが、遺憾せん、チェンライには日本人の師匠が居ません。
それから2年程経って、偶々在住の人で文字をマスターして居る人との出会いが有りました。
それで暫く個人教授をして貰って居たのですが、脳溢血で亡くなられました。
そしてまた2年程経って、3人目の師匠との出会いが有りました。
やはり日本人から習う方が良いと言う事が分かりましたが、それは、タイ人は子供の頃から喋って居るので、自分には当然と思って居る事でも日本人には分からない点が分から無いのです。
しかも、同じ日本人の師匠でも、その教え方にはかなり違いが有ります。
3人目の師匠の時は、目から鱗の教え方でした。
理屈を言って貰ったら、何だそう言う事か、とか、教え方の順序でも、効率性と言うか、合理的と言う点で、3人目の師匠はかなり優れて居ると感心しました。
だから、タイ人に習って居ると言う人を見ると気の毒で仕方有りません。
その為にも、自分が早くマスターして、人に教えてあげたいと思いますが、以前、会話を教えてあげようと思った人が音痴で、いくら教えようと思っても、発音のマネが出来無いので、棒を折りました。
タイ人は音痴な人でも、子供の頃から習えば喋れる様になるのですネ。
外人は、音痴なら諦めて下さい、と言う他ありません。
例えば、「高声」は、ドレミの半音上がりで、「上声」は、二音上がりなのです。


昨日の昼食 タイの即席ラーメン「豚骨」(タイ日清製粉)

昨日の夕食 しめ鯖

今日の朝食 味噌汁ぶっ掛けご飯と焼鮭


タイ文字学習の解説(其の3)

タイのABC(いろは)

昨日の中子音に続いて、今日は低子音の対応文字を解説します。
上の表は、昨日と同じ様に、左から順に、頭音としての発音記号→低子音の文字→単語→和訳→末音としての発音記号となっています。
繰り返しますが、これらの単語は、タイの学校で唱えられるタイのABC(いろは)が使われて居ます。
それで、前提として、タイのABC(いろは)を、ある程度唱える練習をして置く必要があります。
ところで、樹の「頭音としての発音記号」がcとなっていますが、此れはミスプリでchです。
つまり、この低子音の対応字には、無気音(息を余り出さ無い)は無く、kh、ch、th、phと、全て有気音(息を強く出す)が使われて居ます。
また、末音は殆どが、中子音と同じ様に、k、t、pになっていますが、此れは声調を規定する意味が有りますが、後で声調の項で説明します。
なお、「頭音としての発音記号」の空欄の処(老人・兵隊・旗)は、上のモントー婦人のthと同様と言う意味で、thの記載が単に省略されて居るだけです。
一番下の単語(フクロウ)の-は、末音としては使わないと言う事です。
暗記の仕方は、前回、中子音の処で述べた様に、まず、คを思い浮かべて、kh、ควาย、(k)と書き、表を見て朱書き訂正していきます。
順番も上から順番に思い浮かぶ様にして下さい。

その13文字を繰り返し書いて、間違わなくなったら、その日は終わりにして、翌日復習します。
なお、低子音をやる前に、中子音の復習を済ませて置いて下さい。


タイの小学生用の教科書

余談ですが、文字の学習については、今まで3人の先生に手ほどきを受けた事が有ります。
一人はタイ人で、途中で習うのを止めてしまいましたが、上の小学生用の教科書で教えられました。
京都のタイ料理店でウェイトレスをされて居て、日本語も上手だったので、友達と一緒に我が家での家庭教師を頼みました。
理屈抜きの機械的な教え方だったので、イマイチで、人妻と聞いてがっかりしましたが、とてもチャーミングで可愛くて、それはそれで意味が有りました。
もし、一人だったら、心臓の辺りが熱くなって、勉強どころでは無かったかも知れません。

未だ妻と出会う前の独身の頃の話です。


ミャンマーのABC(いろは)



タイ文字学習の解説(其の2)

昨日は私の持ってる教科書を紹介するだけで疲れてしまった。
随分根気の無い人間である事が露呈してしまったが、裏返せば、こんな根気の無い人間でも、タイ語学習が可能だと言う事だ。
ちなみに昨日は、あれから、声調記号の法則を習得した(つもり)。
それはさて置き、まず最初にお断りして置きたいのは、この解説は、ある程度の会話が出来る人、若しくは、正しく発音出来る人が対象になります。
と言うのは、正しく発音出来無ければ、タイ人に通じ無いし、この解説を聞いても、その音が理解出来無いと思います。
まあ、ある程度正しく発音出来れば、それなりに理解は出来ると思います。
それでは本題に入ります。

上の表は左から順に、頭音としての発音記号→中子音の文字→単語→和訳→末音としての発音記号となっています。
これらの単語は、タイの学校で唱えられるタイのABC(いろは)が使われて居ます。
例えば一番上のkは、無気音(息を余り出さ無い)のkで、有気音(息を強く出す)の場合はkhで表されます。
ちなみに、c、t、pは、無気音で、ch、th、phは有気音、と2種類に分かれて居ます。

つまり、中子音には、有気音の頭音は無いと言う事がお分かりになると思います。
単語のไは、母音のアイですが、母音の系統的な暗記は後回しにして、此処ではkに付く母音としてkaiと単語を
丸暗記します。
それで、母音の付き方は、子音の左右上下に付きます。
それは母音によって決まって居ます。
おっと、もう一つ前提として、タイのABC(いろは)を、ある程度唱える練習をして置かなければ効率が悪いですね。
完全に暗記する必要は無いのですが、この単語はこう言う風に発音するのだった、と思い出せる程度に記憶して置く必要があります。
そうすれば、่の声調記号は、下げて発音する(低声)と言う事に余り抵抗は無いでしょう。
タイ語の声調には5種類有って、平声・低声・下声・高声・上声などと言う知識は、ある程度会話が出来る人は当然知って居ますから、此処でも、ある程度会話が出来ると言う事が前提となると言うことを御理解頂きたいと思います。
何だか、役人口調になって来ましたが、何分元役人なので、御理解頂きたいと思います。
末音として使用する場合もkになると言うことは、此処では例示されてませんが、末音として使われた場合はkになると言うことだけ、それこそ丸暗記するしか有りません。
一番下の単語の?は、音が母音なので?となって居ますが、他の教科書では、頭音の発音記号はə、末音はɔ:と記されて、それぞれア、オーと発音します。
こうやって、この9文字(但し、ฎとฏは、殆ど使われ無いので、今直ぐは記憶する必要は無いので7文字)を暗記していきます。
暗記の仕方は、私の場合は、まず、กを思い浮かべて、頭音のk、単語のไก่、末音を(k)、つまり、k、ไก่、(k)と書き、表を見て朱書き訂正していきます。
それを7文字づつ繰り返し書いて、間違わなくなったら、その日は終わりにして、翌日復習します。
以上、講釈終わり。
面白かったですか?
退屈でしたか?
では、さようなら。


昨日の夕食 すき焼

今日の朝食 八丁味噌ぶっ掛けご飯とししゃも