チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで16年。日々の暮らしを綴ります。

我が思想の遍歴

昨日「思考停止」と言うタイトルでブログをアップした所、「もっと自分の思想を述べよ」と言う有難いコメントを頂いた。
書庫迄歩いて行くのも辛く、酸素スプレーを片手にブログを書いてる状態では、何処まで十分な物が書けるか自信は無いが、力の限りやって見よう。
「我が思想の遍歴」と言う本が確か書庫に有ったと思い、手に取って見ると古在由重著では無く、柳田謙十郎だった。
古在由重は原水禁運動で党を批判し、除名に成ったので、恐らく私と同じ思想の遍歴を書いてると思ったのだが、期待は裏切られた。
従って手元に参考に成る書物が無い状態で一から書かなければ成らない。
そもそもの党に対する疑念の幾つかは昨日書いた通りだが、私を大きく動かしたのは立花隆の「日本共産党の研究」上・下だった。
彼は反共のレッテルが貼られてるので読むに堪えないとは思って居たが、偶々書庫に有ったのは怖いもの見たさで買ったのだろう。
それを読み進む内に出るは出るは、目から鱗の事ばかり。
特に戦前の党の幼稚な事や戦中の宮本元委員長の怪しげな動き。
彼は人殺しでは無いのか。
確たる証拠は無いが、状況証拠的に可成り怪しい。
いや、私は彼の「敵の出方論」を読んで可成り心酔して居たのだ。
敢えて結論を先に言えば、「反米・反独占」と言う切り口はもう古い。
人民の真の敵はグローバリズム。
従って味方はナショナリズムと言う事に成る。
ヨーロッパはグローバリズムの嵐の元、国の障壁を無くしてEUを作った。
国際金融資本の為すがままだ。
それで各国の国民は大変な事に成って居る。
皮肉にも伝統的な植民地支配国だったイギリスがまず離脱した。
主要なEUの構成国であるフランスやドイツの国内は混乱し、今やEUは崩壊しようとして居る。
アメリカはトランプに依ってナショナリズムの立て直しを図るだろう。
日本はトランプに伍して物が言える強いリーダーが望まれる。
そして、経済も立て直す必要が有る。
さて、私の思想の遍歴については、今後時間を掛けて語りたい。


今日の朝食



今夜は天ぷら素麵。
いつも美味しい料理をありがとう。



今日はこんなYOUTUBEを見て居た。


【竹田学校】歴史・弥生時代編⑯~縄文文化を継承した沖縄と北海道~|竹田恒泰チャンネル2