チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

安穏の日々

深夜にタイ語の勉強をして居ると、
ふと受験勉強をして居た頃の事を思い出す。
肺水腫の為、横に成ると息苦しく成るが、起きると何故か治る。
それで勢い机に向かう事に成るのだが、
しんとした深夜は騒音も無く、昼より遥かに集中出来る。
受験時代は何か悲壮感が有ったのだが、
今は特に迫られてやる訳でも無いので、気楽に出来る。
受験時代もこう言う気持ちで出来れば、さぞかし気分も良かったろうに、
今考えて見ると、もっと楽しい気持ちでやる事も出来たのではと。
今つくづく思う事は、青春時代は過ぎ去って見なければ、
その価値が本当には分からないのだと言う事。
それでも大学時代は授業には出ず、
図書室で好きな本を読んで居た。
何か悪い事をして居る様な気もしたが、今から思うと大正解だった。
その代わり単位を大幅に落として2回生以降はいつも落第すれすれだった。
何とか4年で卒業出来たのは今から思うと奇跡に近い。
バイトも色々やったが、今から思うと良い経験だった。
早朝の牛乳配達はとても辛かったが、今では懐かしさでしか無い。
僅か350円の為に早起きするのは馬鹿らしかったので、
2コースやって700円貰った。
義理の兄の車を壊したのでバイトをせざるを得なかったのだが、
命が助かった強運を別にすれば、それでバイトをする事に成ったのは、
塞翁が馬と言う所だろうか。
高速道路で転覆して止まったが、下手をすれば今の人生は無かった。
チェンライの洞窟で助かった13人の子供が1人亡くなったと言うニュースには、
折角助かった命が若くして失われて、人の命の儚さを感じる。
私は高血圧やら糖尿やら色々病気を抱えつつも、
73まで生き長らえて居る。
この先も好きなタイ語の勉強をして生き長らえるのだろうか。
それが何の役に立つのかと言う事も有るが、
少なくとも心穏やかな生活が続く。
この歳に成ると、何も無い事が幸福と感じられる。
只、日々を安穏と生きられる事が…。
そして時々思い出を振り返りながら…。


今日の朝食(大根下ろし納豆)


さて、今夜は朝食メニュー。
いつも美味しい料理をありがとう。



今日はこんなYOUTUBEを見て居た。



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