チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

久し振りのポタリング

8時頃にベランダに出ると、まだまだ肌寒い空気で覆われて居るが、
温度計は20度を少し切った程度。
何時に成ったら此の肌寒さから解放されるのかと思うが、
反面、此の程度の寒さで過ごせると言う事は、
実はとても有難い事だと言う事を日頃忘れ勝ちに成る。
もうすっかり私の肌はタイ化したと言う事だが、
考えて見れば、これで冬が感じられると言う事は有難い事でも在る。
人間の感覚は相対的なもので、極限の気候に晒されれば鈍感に成り、
変化の乏しい気候に慣れれば、鋭敏に違いを感じる事も出来る。
いや、人間の適応力と言ってもいいだろう。
一方、苦しみも度重なれば鈍感に成り、
普段のほほんと生きて居ればダメージは大きい。
苦しみと言う程では無いが、現役の頃は大変な労苦を背負った時期も有る。
そんな時は些細な労苦は殆ど感じられず、
只、重大な事だけが意識された。
タイに来て、のほほんと過ごして居ると、詰まらない事に大層気を取られ、
現役の時に後生大事にして来た事を逆に忘れて居る事が在る。
歳のせいかも知れないが、やはり環境の違いが在るのだろう。
「存在が意識を決定する。」
これはマルクスの定義だが、マルクス主義を捨てた今でも真実に違いない。
こんな青臭い思案が未だに抜けないのは、
私の人生が其れに依って立って来た期間が長いせいだろう。
先日、ヒラ党員が党首公選制を主張して破門されたと言うニュースを見たが、
未だに私の心を捉えて放さない。
私の考えと百パーセント同じでは無いが、気持ちは痛いほど分かる。
日本の夜明けは何時だろう。
異国の地に来て、まだ日本を憂う自分が居る。


久し振りのポタリング


今日の朝食(大根下ろし納豆)


さて、今夜はパッタイ(ライスヌードル炒め)。
いつも美味しい料理をありがとう。



今日はこんなYOUTUBEを見て居た。



【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第46回「NATOに遣い潰されるウクライナ、ディープステートは“次”の選挙と紛争を物色中」[桜R5/1/26]