チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

ビルマ人の実直さ

お手伝いさんの弟が来て居るので、家の修理とか色々やって貰って居る。
建築の仕事が本業だが、電気工事など何でも出来る人なので、
お手伝いさんの弟と言う気安さも有って、簡単な事から難しい事まで何でも頼んで居る。
普通、大工さんの日当は最低でも500バーツ(約1,750円)なのだが、
そんなに気にして貰わなくてもいいと言って居る。
ところで、今日は庭の草刈をして貰おうと思って居たのだが、
朝早くから草刈り機のエンジンが中々掛からないので、様子を見に行った。
紐を引っ張ってエンジンを掛ける仕組みだが、
気が付けばもう30分も繰り返しやって居る。
朝から暑い中、汗だくで…。
タイ人なら「この機械悪い」「全然掛からない」で終わりだが、
実直な弟は一生懸命やって居る。
若し私が行かなければずっとやり続けて居ただろう。
私は見かねて、「修理に出したら」と言った。
修理をするのも自分の仕事だと思って居るのだ。
勿論、修理に出せば金が掛かる。
それを遠慮して居るのだろう。
彼の気持ちを傷つけ無い様に、修理店が開くまで、他の仕事を頼んだ。
修理店が開く9時になってから、
お手伝いさんも誘って3人で出掛けた。
20バーツ(約70円)均一の店にも寄ると言ったら、
お手伝いさんも行きたがった。
お手伝いさんは20バーツ均一の店が大好きだ。
昨日行ったばかりなのに…。
普段、外出する事が無いから、外に出掛けたいと言う事も有る。
20バーツ均一の店では姉弟2人で楽しそうにクチャクチャ喋って居る。
これはいいとか要らないとか。
肝心の修理代は千バーツ(約3千5百円)も掛かった。
どうも日本人とビルマ人が行ったら、吹っ掛けられた様だ。
交換したと言う部品を渡されたが、
元々故障してた他の機械の部品だったかも知れない。
ビルマ人よりタイ人の方がずる賢いと言うのは偏見だろうか。
まあ、これで明日から草刈に掛かって貰える。



喫茶店の店長からのプレゼント(肉饅頭)