チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

人生の分かれ目(その5)

分かれ目と言うには相応しく無いが、
大きな分岐点が在った。
もう4年ほど前に成るが、帯状疱疹を患った。
それまで帯状疱疹と言う言葉さえ知らなかった。
脚に赤い斑点が出来て、一体何だろうと思ったが、
妻が病院に行こうと言ったにも拘らず、町医者に任せてしまった。
それも接骨医院。
まるでお門違いの医者にも拘らず、帯状疱疹と言う病気を知らなかったので、
其処へ行けば治るだろうと思った。
それは最初、腰痛から始まったからだ。
それで手遅れに成って、未だに治らない。
これが日本だったら、皮膚科の医院に行っただろうに。
その事を思うと、未だに痛恨の極み。
タイに居れば色々有るさ、と言う事の一つだと考えて、自分を慰めて居る。
これが決して大した違いで無い事は、
その後の私の生活の質を著しく低下させた。
この判断ミスさえ無ければと、死ぬまで後悔し続ける事だろう。
これに依って運動も侭ならず、体の不健康のあらゆる根源と成って居る。
私の後半人生の中で、最も悔やまれる出来事と成った。
いや、もう一つ有る事は有るのだが、それはさて置き、
一時は自殺を考えたほどだ。
まあ、歳を取ると精神的にも脆く成るらしい。
体も脆いのに、泣きっ面に蜂と言った所だろう。


さて、今日は久し振りにお気に入りの市場に行って来た。
バナナチップが無くなった。
これは体にいい。
お通じにもいいハズだ。
揚げパンよりは遥かにいいだろう。



別の市場で買った石鹸はタマリンドから作った物。
タイは色んな植物で石鹸を作る。
出来る事なら全て試して見たいが、
もう先も短いのでそんなに綺麗にしなくても。



今日の朝食(稲荷寿司)
妻が実家に持って行くついでに作って貰った。


さて、今夜はヤムウンセン(春雨サラダ)。
妻は辛く無いと言って居たが、汗は出た。
妻にオーバーだと言われたが、体は正直だ。
いつも美味しい料理をありがとう。