チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

妻が帰って来た


たった一日の事だけど居る人が居ないと落ち着かない。
愛犬も淋しがって居た。
実は朝飯を喰ってる時に昨日妻が作って置いた田楽が有る事をお手伝いさんが思い出した。
それで済ま無さそうにこれが有りますがと言って、これも食べますかと差し出した。
しかしもう大方喰ってるので間に合わない。
後で考えると言って喫茶店に向かった。
喫茶店に着くと、若い店員に昼は食べたかと聞くと、もう食べたと。
まだなら取りに帰ろうと思った。
いや、そもそも持って来て置いて、夕飯に食べるかと聞けば良かったのだ。
何でも昼食は11時らしい。
多分シェフと二人で賄い飯を食べるのだろう。
そして、果物を出さずにシェフが庭の方に行ったので、あれれと思って居たら、
若い店員が果物を出して来た。
何やら二人で喋ってたので、多分シェフが指導してたのだろう。
そしてどう言う訳か大盛だった。
お陰で腹ポンポン。
早く帰って田楽を喰う訳にも行かない。
帰り際にシェフに果物が多かったので腹ポンポンになったと言った。
喋り始めた時、シェフの顔が一瞬曇った。
何か文句を言われた経験が有るのだろうか。
私は文句を言った事は無いのに…。
何かトラウマでも有る様だった。
厳しい修行を積んだのだろうか。
言い終わった時には笑って居たのだ。
私の喋り方が文句を言いそうに思えたのだろう。

笑いながら喋らないといけない。
タイ語は難しい。



さて、家に帰ると妻は帰って居た。
一眠りして、田楽を食べると言おうと思ったら既に鯖鮨を作り始めて居た。
田楽は冷蔵保管だから大丈夫だと。
今日は乾季だと言うのに少し時雨が有り、お陰でまた涼しくなった。
露天風呂も風情が有る。
鯖鮨を喰ってビールを飲んで鼻の頭に汗が出て来たら、
窓から雨上がりの涼しい風が吹き込んで来て心地良い。
これ以上のものは有るだろうか。