いつもの喫茶店

2020/05/25 20:05

10時半に行ってショーケースを覗くと、サンドイッチが無かった。
「ご飯が無いネ」と言うと、
「有ります」
「今、やってます」と。
カンウターを覗き込むと、一杯並んで居て、丁度盛り付けて居るところだった。
案の定、この前と同じ大きさだったので、
「大き過ぎて口に入らない」
「もっと小さく切ってくれ」と言うと、
手前の大きな「ツナーはどうですか？」と。
「いやいや、この前の野菜サンドがいい」と。
「ええ～と、どれだっけ」と、店長がいきなり包んで在る中の一つをそのまま切り始めた。
エッ！包んだまま切るのッ？
切って見ると野菜サンドだった。
小さく切ったら、中身がハミ出してグチャグチャになりそうになって、
2人でグチャグチャ言って居たが、何とかケースに押し込んだ。
調理はどちらか分からないが、切り役は店長の方だった。
運ばれて来たのは3つに切って在った。
後でショーケースを見ると、どれも2つ切りだった。
結局、3つ切りだと中身がハミ出すのだろう。
3つ切りでも結構大きくて食べるのに苦労した。
中身が落ちない様に手でカバーすると、手がグチャグチャになった。
それを見て居たのか、店長がウェットティシューを持って来た。
流石だ。
中身はと言うと、前回には無かったウィンナー・ソーセージが入って居た。
かなり上等のソーセージで、儲けは度外視してるのか。
やっぱり金持ちが娘にやらせてる店だ。
多分、自分でも喰って無いのだろう。
趣味で作ってるのではないか。
そして、後で手作りのケーキも並べられた。
私は糖尿なので、妻とお手伝いさんにお土産に買って帰った。