チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

ビザと領事館

夕食時に大変な事を思い出した。
今日はビザの有効期限では無いか。
妻に更新に行ってくれたかと聞いたら行って無いと。
私は(タイ人の配偶者に与えられる)配偶者ビザなのだが、
配偶者ビザを与える権限はチェンマイで、
チェンライのイミグレ(入国管理事務所)には無い。
そこで、チェンライのイミグレで申請すれば、
チェンマイからの承認(返送)期間を見込んで、
例年、有効期限から1か月分のみチェンライのイミグレで延長承認される。
その有効期限が今日だったのだ。
最初の申請は本人も行く必要が有るが、2回目は妻だけでも良い。
通常、1日遅れる毎に罰金が科される。
ところが妻は慌てず騒がず。
実はチェンマイの領事館から、
『タイ政府はタイに滞在する外国人に対するビザの期限が3月26日以降に到来する全ての外国人について、査証の種類を問わず滞在許可の期間及び90日レポートの期間を7月31日まで延長する』
と言うお知らせが有ったのだ。
これは母国に帰れなくなった外国人が、ビザの延長を求めてバンコクのイミグレに殺到し、
長蛇の列で収集が付かなくなったせいだと思われる。
これで、申請時期が延びたので、申請時から1年貰えるのか、
或いは、本来の期限からの1年だけなのかなどと思って居たが、
他の人のブログを見てると、開店休業のハズのイミグレに行って来たなどと書かれて居た。
これは変だと思い、ビルマ人のお手伝いさんの90日レポートが迫って居るので、
妻に問い合わせる様に言ったが、「私も実家に用事が有る」と言って、
メーサイのイミグレに直接報告に行った。
そして、私のビザについてはチェンライのイミグレにちゃんと聞いてくれと頼んだら、
「都合の悪い人は7月末まで来なくて良い」と言う話だった。
チェンマイの領事館からのメールとは随分ニュアンスが違う。
7月に行って、都合が悪かった証明をせよなどと言われたら大変だと思う様になった。
そして、バンコクのイミグレに行ったと言うブログも有ったので、
いよいよこれは行かねばと思って居た。
そして、今日思い出したのが、取り敢えず1カ月分貰った有効期限だった。
妻が「いつまでなの?」
「5月の29日までだ」
「今日は何日?」
「今日は29日だ」
それなら明日行くと言って平然として居た。
実に肝っ玉が太い。
後で気が付いたが、今日は25日だった。
ボケ老人と肝っ玉が太い妻の1日が終わった。