チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

安心の新喫茶店(23)

今日の朝食はお節料理の摘み食いで変則的な食事になった。



さて、いよいよ今日で2020年ともお別れ。
大晦日と元旦の間には何の切れ目も無いのだが、
人間の文化ではあたかも切れ目が有る様に感じる。
犬は何の切れ目も無いのだが…。
犬の方が自然界に対して素直な生き方の様にも思えるが、
それはさて置き、何か節目が有る様に思う方が人間としては納得出来る。
そして、そのお陰で昔のブログを振り返って見る気になった。
随分と変化して居るものだ。
食事の事とかブログの書き様まで。
変化はとてもいい事の様に思われる。
ところで、こうやって1年を振り返れるのは生活に余裕が有るからだ。
コロナで職を失い、家も失った人はそれどころでは無い。
年越しの炊き出しに有り付いて、何とか今日1日生き延びられたと言う人も居るだろう。
政府の無策には腹立たしいが、遠く離れた異国の地で、
ぬくぬくと生きて居る年金生活者が吠えたところで、風呂の中で屁をこく様なもの。
しかもそんな事に思いを馳せるのも、ほんの一時の気まぐれと言うものだ。
どうせ気まぐれなら、そんな事は忘れて目先のお節料理の事でも考えた方が良さそうだ。
と言う事で、あれも食べたい、これも食べたいと思案する事にしよう。
そして喫茶店に行って、タイ語学習をして、
何だかとても建設的な事をして居る様な錯覚も心地良い。
唯、職場の同胞が今も闘って居る事だけは忘れない様にしたい。



さて、今夜は鶏の唐揚げ。
今年一年の食事に感謝。