考えて見ると、今までは喫茶店に行かなければと言う強迫観念が有った。
それを自覚させたのは他でも無い、もう一軒の喫茶店の存在。
今まで私のお気に入りの喫茶店はここしか無いと言う思い込みで、
正にそこに行く事が心の安らぎ、
言い換えれば、そこに行かなければ心の安らぎが得られ無いと錯覚して居た。
それが他にも有りますよと言う認識に依って、
見事に解脱されたと言う訳だ。
勿論、お気に入りの喫茶店が心の安らぎになる事は間違い無いが、
そこに行かなければと言う強迫観念が解けたと言う事だ。
これは毎日ブログを書かなければと言う強迫観念と同じものだ。
まあ、ブログの方は頭の鍛錬にもなるし、
金も掛からないので、暫く強迫観念に縛られて置こう。
更に言えば、強迫観念から解き放たれる事が真の自由人になると言う事だ。
私は既に労働から解放され、大いなる自由人となって居るのだが、
ともすれば、何かに固執すると言う私の性格から、その自由の幅を狭めてしまう。
安らぎを求める余り、安らぎが得られ無いと言う、
正に禅宗の教えに背く生き方になってしまう。
タイ語のお勉強が終われば、また禅宗の難しい本を読んで、
頭を悩ます事としよう。
ところで、こんなブログを書いて居ると、読者に逃げられてしまうので、
読者に逃げられたく無いと言う煩悩がまた働き、
面白いブログを書かねばと言う強迫観念に囚われてしまう。
あゝ、一生この無限地獄からは逃れられ無いのだ。
現に未だに仕事の夢を見る。