チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

決断の時

昨日お気に入りの喫茶店にサンドイッチが有ったので、
朝食はそれにしようと朝9時半に急いで行った。
入るなりショーケースを見ると、無い!
昨日作ったばっかりなのにと思い、
店長に聞くと、母屋の方に引き上げたと。
新しく作りますと言う事だったが、
昨日ので良いと言うと、母屋の方に取りに行った。
持って来たのはカニカマの方。
いや、そうじゃ無くて、ソーセージの方と言うと、
ツナーが古くなったとか何とか言って、作り直しますと。
10分で出来ると言うので待つ事にした。
やがて「お皿に入れました」と言って持って来た。
食べて見ると、ツナーが結構美味しい。
勿論ソーセージも。
腹一杯になってタイ語の勉強を開始すると、
うつむくのが結構辛い。
それでも我慢して勉強を続けた。
お尻も痛くなって来たので、時折店内をウロウロしながら、
水だけ張った水槽に魚はいつ頃入れるのかとか、
もう苔むして来てるとか言うと、
まだ調子が悪いので、また工事をするだとか言う。
2時頃になって招きネコの役割も辛くなって来たところに、
いつもの常連の女性客が来た。
そこでふと思ったのが、
新しい喫茶店の座り心地を同じ日に比べて見ようと、
喫茶店の梯子をする為にこれ幸いと店を出た。
唯、余りにもお尻が痛かったので、
ちょっと友人宅に行ってからにしようと、友人宅に電話すると家に居ると。
1時間ほど油を売って、新しい喫茶店に向かった。
ガソリンスタンドに着いて見ると、何故か懐かしい様な不思議な感覚がした。
新しい喫茶店は2日来なかっただけだ。
いつもの店員にコーヒーを頼むと、どこかよそよそしい。
気のせいだろうか。
そう言えば、その喫茶店に来だしてから9日間連日出勤だった。
もう来ないと思ったんだろうか。
それなら逆にもっと嬉しそうな反応をしても良さそうなものなのに…。
ワッフルはどうですかとも聞かなかった。
まあいいさ。
どうせこれから続けて来るかどうかも分からないのだから…。
そして、座って見ると、やっぱりこっちの方が良かった。
いや、座り心地と言うよりも、テーブルの高さが丁度いい。
交互に行ってはどうかとのコメントも頂いて居るが、
少なくともタイ語学習にはこっちの方が明らかに良い。
唯、客の少ない近所の店の事を思うと、後ろ髪を引かれる思いだ。
私が行かなければ益々寂びれるだろう。
いや寂びれるのは構わないとしても、
客無しで1時間も2時間もぼーっと待つのは辛いだろう。
ここでキッパリ止めるのは断腸の思いだ。
でもうつむいて字を書くのは辛い。
行くべきか行かざるべきかそれが問題だ。


やっぱりビニール袋を取り出した


新しい喫茶店



うな丼