安心の新喫茶店(2)
今朝は10時頃に知人から電話が掛かって来た。
今、喫茶店に向かってると。
私はまだベッドでゴロゴロして居て朝ご飯も食べて居ない。
すると彼は「先に行って、先に帰ります」と。
そして間も無く「後3人来ました」と。
そう言われてもどうしようも無い。
お手伝いさんが用意してくれる朝ご飯を食べなければならないのだ。
お手伝いさんは私が起きるのを今か今かと待って居る。
そして私の顔を見ると「ご飯ですか」と聞く。
それがお手伝いさんの仕事だ。
お手伝いさんの仕事を取り上げる訳には行かない。
1時に行くと誰も居なかった。
「11時に帰られました」と。
「コーヒーだけでした」と。
「メニューの写真が無いからね」と答えて置いた。
文字だけではどんな料理か分からないのだ。
果たして写真を用意するだろうか。
ところで今日はクリスマスの飾り付けをされた。
もうそんな時期なのか。
若い店員は窓ガラスを拭いて居た。
裏の雑木林からだろうか、少し冷たい風が窓から入って来て、
新鮮な空気が部屋の中を抜ける。
少し寒い気もするが、慣れると清々しい。
アルコール入りのコーヒーを飲んで居るから丁度いい。
今日もコーヒー・リキュールを混ぜて貰った。
ケーキは甘く無いのが有りますよと、少し小さ目のケーキを勧められた。
まるで私の為の様に沢山作って在る。
4時になると一段落したので帰途に着いた。
その間、持ち帰りの女性客1人。
でも全然焦ってる様には見えない。
金持ちが道楽でやってるのかと錯覚してしまう。
しかしこの前、奥さんも食べて居た賄い飯は貧相だった。
そうそう、この前、裏の母屋から賢そうな息子が出て来た。
お父さんのバイクでチェンマイに行くとか言って居た。
この店を継ぐのだろうか。
さて、夜は餃子。
家の料理が一番美味しいので、幾らでも引き籠りOKだ。
デパートにもスーパーにも行くなと言われて居る。
喫茶店は窓が開いてるので心配無い。
客も無いし…。
妻の話ではチェンライの病院で10人ほど陽性だと。