チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

最近の食事事情(其の6)

どうも美味しいと思うと、つい同じものばかり食べてしまう。
食事予定表を書いて、万遍に食べて、栄養バランスよく食べようと思って居るのに。
いつも栄養に気を付けて居るので、ちょっと位いいやとつい気を許してしまう。
アスパラや天ぷら蕎麦に憑依かれた様に毎日食べてしまう。
おまけに、昼天ぷら蕎麦を食ったのに、夜も天ぷらを食ってしまう。
予定表ではすき焼になって居たのに、どう言う訳か、余りすき焼を食う気分になれなかった。
若しかしたら女中さんと口論したせいかも知れない。
余りにも一度に多くの果物を切ってしまったからだ。
気分を損ねない様に言わねばと思って居るのに、
ついつい強い口調で言ってしまった。
女中さんは、私が切れと言ったからだと反論して来る。
真っ赤な顔をして、泣きそうに言う。
しまったと思ったが後の祭り。
私もそんなに一度に食べられる訳が無いじゃないのと、つい反論してしまう。
歳を取ると、どうも柔軟性に欠けて来る。
昔は包容力が有ったのに。
妻に対してもそうだ。
尤も、彼女は立場が強いから、私が言っても冷静で居られる。
女中さんは立場が弱いから必死だ。
でも、暫くすると機嫌を直してくれた。



昨日は日本からの友人がコーヒーを買ったお気に入りの喫茶店に行って来た。
例の日本語が話せるご主人の店だ。
苦いのと苦く無いのが欲しいと言ったら、
今日は苦いのしか有りませんと言うので、苦いのだけ買った。
一袋100バーツ(約330円)。
安いのか高いのかよく分からないが、友人はわざわざ此処で買って、日本に持ち帰る。
此処のは苦くて旨いと。
私は余りよく分からないので、両方試して見ようと思って居たのだ。
するとご主人は、「苦く無いのは注文して置かなければならない」と言った。
エっ!確か自分のとこで植えて、焙煎して居ると聞いたはずだが…。
まあ、そうで無くとも旨けりゃいいやと思って、
また買いに来ようと思った。
車で15分ほどの郊外に在る。
湖畔に在るしゃれた喫茶店だ。