チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

タイの冬

今朝は6時頃、愛犬がクンクン鳴くので、ベランダに出ると21度。
もうすっかり冬の気候だが、タイに住んで居る事を有難く思う。
21度で可成り寒く思うが、冬の最低気温は10度位には成る。
歳のせいで去年より寒く感じるのだろうか。
もう日本には住めない。
考えて見ると、妻は日本の冬を10度経験したが、
雪を見たらはしゃいで居た。
タイ人には可成り寒かったハズだが、やはり若さのせいだろうか。
今はそんな思い出を懐かしく思う。
日本の犬を連れて来たが、可成り暑かった事だろう。
今は庭の片隅に眠って居る。
今の犬も既に14歳で、もう目も悪く成って居る。
いつも妻に甘えて、妻が近寄れば離れようとしない。
淋しがって居る時に私が傍に寄ってやると、
少しは気が紛れる様だが、やはり十分には満足してない様だ。



ところで、6時頃に目が開いた時、無性に腹が減って居て、
何か喰うものは無いかと思ったが、冷蔵庫にアラレが有った。
少しだけの積りが食べ出すと止まらない。
それで結構腹が膨れてしまって、朝食が食べられ無く成ったので、
バナナを食べる事にした。
家で採れたので山ほど有る。
ネットで栄養を調べて見ると、良い事尽くし。
唯、一房採れると捨てる程なので、保存方法もネットで調べると、
冷凍保存が良いと。
唯、冷凍庫はおかずでいっぱいなので、とてもバナナまでは…。



バナナを食べた後、ベランダの温度計を見ると24度に成って居た。
寒い寒いと思って居ると何時までも寒いと思ってしまう。
人は意識で感じ方が可成り左右される。
家に閉じこもって無いで、喫茶店に行く事にした。



喫茶店に着くと、窓から冷ややかな空気が入って来て寒い位だった。
そして、ソファーの座り心地が良いので、
つい3か月前までは此処で勉強して居たのだなと言う事が蘇って来る。
唯、店員は変わってしまって、少し残念だ。
新米らしく真面目そうで良いのだが、
以前の店員はお手伝いさんに成って欲しい様なよく気が付く人だった。
12時も過ぎると少し腹が減って来た。
今朝はろくなものしか食べて無かったからだ。
思い切ってカルボナーラを頼んだ。
やはり旨い。



ところが庭の工事がまだ終わって無いので、機械を動かし始めた。
音と排ガスで勉強の妨げに成るので退散する事にした。
折角腹ごしらえをして勉強を続けようと思って居たのに…。
家に帰ると妻がまだ居た。
叔母さんの所に行くと言って居たのだが…。
それなら家で食べれば良かった。
寝た切りの叔母さんの見舞いだが、以前は朝から出掛けて居た。
妻も疲労が溜まって居るのだろうか。


夕方、露天風呂に入って空を見て居ると、
「此の環境はタイでしか在り得ない。タイ移住を決断して良かった。」
と、今日も心穏やかな一日に成った。


夜、窓を開けてベッドに横たわって居ると、しんしんと寒気が肌を刺す。
あゝ、冬なんだと実感する。
と同時に、あの暑い夏は何処に行ったんだろう。
タイにも寒暖が在る。
日本の四季の様では無いが…。
あの暑い夏でさえ恋しく成る。
と言っても、喫茶店を出た時は、何処か冷所に避難したかったのだが。
どうして喫茶店はクーラーも点けずに涼しかったんだろう。
何れにしても一日の内で寒暖の差が激しいと言う事だ。
正にタイらしい。



さて、今夜はホタテ。
いつも美味しい料理をありがとう。


今日はこんなYOUTUBEを見て居た。



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