チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

闘病生活19日目

昨日はビザの更新の為、入管に朝早くから行った。
勿論妻の運転だ。
私は後部座席に横になって寝て居た。
揺られながらも時々目を開けては、

窓から見える景色を確認しては居たが、
入管までの僅か10分も掛からない道のりを、とても遠く感じた。
入管に手押し車を押して入ろうとすると、親切な外人が重いガラス戸を開けてくれた。
中に入って見るとほぼ満員で、受付には補助員のような若い女性が3人も居て、
申請書を手際良くチェックして居た。
番号札を貰おうとすると、
申請書は?と訊かれ、弱ったと思ったら、
丁度駐車場から戻った妻がタイミング良く何時の間にか横に居て、申請書を差し出した。
受付でのチェックは、係官の審査をスムーズに行なう為のもので、
持って行った写真などを糊で貼ったりしてくれた。
そして、28番の番号札を貰った。
それから一体どれ位待っただろうか。
カウンターには4人の係官が並んで座って居るのに、
僅か7-8人位待つのに1時間位待っただろうか、
やっと番号が呼ばれると、
妻はカウンターに行き書類を提出した。
それから係官がチェックをするのにまた長い間待たされたが、
すると妻が呼ばれて、
何やらコピーを言われて居るようだった。
私は皆の邪魔にならないように部屋の隅に座ってやり取りを眺めて居た。
きっと結婚証明書の裏面のコピーが抜けて居たんだろうと思って居た。
後で聞いた話だが、その裏面と入国時にパスポートにホッチキスで綴じられる入国カードを、

ちゃんと開いてコピーしてなかったようだ。
それと初耳だったのだが、

パスポートのコピーの仕方が、字が横向けになって居たので、
ちゃんと読めるように縦向けにしろと言う事だった。
言われて見れば、大量に有る審査資料を、
その都度資料を横向けして居ては能率が悪いと言う事は、
公務員をして居た私には容易に想像の付く事だが、
日本ではそこまでは要求はしないだろうと思った。
それで妻がコピーをしに行って、一体何処までコピーをしに行ったんだろうと思う位時間が経って、
気が付いた時にはいつの間にかカウンターの前に立って係官と喋って居た。
(これも後で聞いた話だが、そのコピーをする場所と言うのは、
入管の隣の建物の学校の敷地内に有って、
入管の塀の傍に有り、
塀が低いので、パスポートを塀越しに渡してコピーを貰うのだと。
そんな所にコピーをする場所が有る何て誰も知らないだろうと言うと、
係官が其処に有ると言ったと。
それでコピーの仕方も、縦を横にする事も良く知って居る様子だったと。
それなら今度から其処でコピーして貰えば間違い無いネと言い合った。)
その後妻が私のとこにやって来て、私のサインは何処でするかと言うので、
丁度私は筆記台の椅子に座って居たのでそのまま其処で書いても良かったのだが、
長時間座ったままで腰もだるくなって居たので、
カウンターで立って書くと言った。
カウンターまで行くと、係官が「おや、よく来ましたネ」と言うので、
妻が「ずっと座って居て立ちたくなったんですよ」と説明をして居た。
それで、毎度の事ながらサインをする紙の量の多い事。
ワンセットが2-30枚。
それを2セット。
しまった、これなら座って書いた方が良かった。
と思った時は後の祭り。
もう半分ほど済んで居た。
それも殆どの箇所が、ローマ字と日本語の両方。
立って居るのも辛くなったが、やっとの思いで書き終えて、
待つ事30分もしなかっただろうか、
気が付いたら、妻が私の前に来て「OK!」と言った。
それで帰宅となったが、その日はまだ他にも色々有ったが、
長くなりましたので、続きはまた次回と言う事で…。

何しろ、スクリーンキーボードで寝たまま片手で打ってるもんで…。