チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

闘病生活28日目

いよいよ昨日は闘病生活も28日となった。
昨夜は、痺れたところを叩くような衝撃が走る左足の甲のピンポイントを紛らわせる為、
甲と足裏を冷やしたら、
少し寝易くなったので、そのまま寝てしまった。
痛みが弱くなってからは、痺れとの闘いは一進一退。
抗ウィルス剤もウィルスと闘って居るようだが、
結構手こずって居るのだ。
いや、ウィルスの方はとっくに白旗を掲げて居るのに、
抗ウィルス剤の方は見えない敵と闘って居るのではないか。
つまり、ムズムズするのは神経の損傷によるもので、
これは神経組織が再び蛋白質などによって再生されるまでの間、続くものではないかとも考えられる。
そうすると、これはかなりの長期間に亘るものと覚悟しなければならない。
言って見れば後遺症のようなものではあるが、
俗に言う後遺症とは少し違って、一度修復されれば二度と起こらないはずだ。
そう思って、今は辛抱強く回復を待つしかない。
今日はお手伝いさんは病人の私を置いて、国境の町メーサイまで病気の娘に会いに行く。
日帰りと言うが、大事な病人の私を置いて行くなんて…。
いや娘の方が大事に決まって居る。
どうやら思考力も侵されて来たようだ。
今朝は朝から妻も力が入って居る。
朝食を作ったと叩き起こされた。
寝ぼけ眼で食堂まで手押し車を押して行くと、タイ料理がテーブルに置かれて居た。
この病は十分な睡眠が何よりもの薬なのにとブツブツ思いながら時計を見ると、
もう10時を回って居た。