チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

チェンライの日常

 女中さんが戻った。大晦日からミャンマーとの国境の町、メーサイの親戚の家に遊びに行っていたのだ。これでやっと日常の状態に戻った。難しい料理や凝った盛り付け以外は全て女中さんにやって貰っているので、妻に頼むのは何かと気を使うのだ。地位は妻→私→女中さんの順になっている。指揮・命令系統もそうなっている。妻の尻の下に轢かれて居るのが一番楽なのだ。妻に甘えて暮らしている。妻に看取られて死にたいと思っている。どういう老後になるだろうか。母は私に看取られて96で亡くなった。最後は認知症になったが、65年間一粒種の私と暮らしてきっといい人生だったんではないかと思っている。腹違いの兄や姉は居たが、母は私と一緒に暮らして、きっと満足だったんではないかと思っている。私には子供が無いが、妻さえ居れば満足だ。ずっと傍に居て欲しい。犬のように纏わり付いて暮らして行く。時々粗大ゴミ扱いされても…。

 今日も穏やかな天気だ。何故か寒さも和らいでいる。10時の温度は23度。

今日の朝食 鶏粥と鯖カレー

今日はHUG温泉

 今日は家から40分のHUG温泉に行って来た。久し振りに行くと随分改築が進んでいた。1年前にオープンしたが、店長さんがコツコツ改築している。店長さんと言っても従業員は奥さんと二人で、オーナーではないと言っていたから、多分オーナーは親戚の金持ちだろう。いつも奥さんが応対してくれる。今日もビールを持って行ったが、何故かアイスコーヒーが飲みたくなったので、それを部屋に持ち込んだ。湯に浸かりながらのアイスコーヒーも中々いいもんだ。今日は大部屋が目についたので、値段を聞くと同じ(一人70バーツ。約230円)だと言うので、初めてそこを利用した。湯加減も丁度良く、40度か41度位だった。シャワーは水で最初はとても冷たかったが、使っているうちに冷たく無くなってしまった。火照った体が冷えて、また湯に入るのに丁度良かった。此処が大層気に入ったので、これからは此処ばっかりにしようと思った。風呂から上がって奥さんに色々設備の注文をつけて置いた。以前も要望して置いたら、ちゃんとやってくれていた。

宿泊棟 3部屋(2階全部)で1,500バーツ。(約5,000円)朝食付き

 家に帰ったら気温は25.5度だった。今年も穏やかな日々で過ごせそうな予感がした。

飽食の時代

元日の静寂

 台風一過。いや妻の友人家族が帰って行った。いつもの正月の静寂が訪れた。いや、去年も元旦に友人家族が帰って行ったのだ。昨夜は新年の花火を彼らも楽しんだだろうし、妻も親友と共に過ごせて、さぞ楽しかったろう。遅くまで飲み明かしていたが、それ以上に近所の焔硝花火の音がうるさかった。何度も心臓に響く音だった。

8時の温度は23度

 今年も健康で平和な一年でありますよう。そして、毎日美味しい料理に舌つずみが打てますようお願いします。



今日の朝食 味噌汁ぶっ掛けご飯と鯖カレー

今年の一年

 いよいよ今日は大晦日となった。この一年はどう言う一年だっただろうか。大きな病気もせず、健康に一年暮らせたことが何より幸福な一年だった。そして心穏やかに過ごした一年だった。気候も真夏を除いてほぼ一年中春か秋の気候で、決して多くは無い年金だが、物価の安いタイでは現役の頃より贅沢な食生活だった。日本ではすき焼や天ぷら、ハンバーグなどは、ご馳走の日と言う感覚だったが、今は毎日日替わりで食べている。魚料理も日本ではハマチの刺身の日が続いたが、今ではサーモンとハマチの刺身以外にブリ、鮭、鯖を煮たり焼いたり二杯酢にしたりと実にバラエティーに富んだ毎日になっている。味噌も信州味噌、白味噌、赤だし、八丁味噌、その他に蛤の澄ましと、何と日本に居た時よりバラエティーに富んだ吸い物となっている。しかも茶碗蒸しまで朝の食卓に上っている。数え上げれば限りが無いが、太って早死にする位だ。少し節制せねばと常に思うが、そこは意志の弱さ。振り返って見れば、飽食の一年だった。



2017.1.8の夕食 巻き寿司とちらし寿司

2017.3.12の夕食 鰻の蒲焼き

2017.4.9の夕食 すき焼

2017.4.24の昼食 豚カツと素麺

2017.5.6の昼食 カレーうどん

2017.7.2の朝食 味噌汁ぶっ掛けご飯と茶碗蒸し

2017.11.29の朝食 鮭と鶏粥

2017.12.2の朝食 八丁味噌ぶっ掛けご飯とおでん

我が家でキャンプ

 昨日は隣県のパヤオに住んでいる妻の友だちが家族連れで遊びに来た。学生時代からの一番の友だちだとのこと。私も小学校の時の友だちが毎年タイに遊びに来てくれる。幼い頃の友だちが、一番心を許せる大切な人だ。
 妻の友だちは公務員で、一度家に遊びに行ったが凄い田舎だ。旦那は家で食堂を開いて居て、役所の公務員に昼飯を食べさせている。日曜には我が家の木の伐採もして貰ったり、こぶみかんを大量に貰ったりしている。旬にしか採れないので、果汁にして一年分を冷凍保管している。今回旦那はベランダのベッドの上に持参のキャンプをして寝た。暖かい冬でさぞかし心地良いことだろう。(我が家には来客用の寝室は一室しか無く、一家4人はキツイと言うことか。年頃の娘二人との雑魚寝は…。今までは一緒に寝ていたのに…)