チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

日本の思い出(祇園)

京都・祇園の思い出と言うのは、幾つもあるが、
やはり、忘年会や歓送迎会などの宴会を祇園で行った、夜の祇園の思い出が多いように思う。
年に一度は必ずと言っていいほど祇園で行われたので、年の数だけ思い出があるはずだが、
余りにも多いので、一つひとつについては、それほどはっきり覚えていない。
幹事さんも毎回違う場所を探すのが、大変だったろう。
自分が幹事だった時も趣向を凝らして、皆が余り行って無い所を探した。
唯、酔いが回れば何処でやろうが、何を食べようが、同じようなものだとは思ったのだが…。
そこでいつも思ったのは、食べ残しが随分多い。
いつも食べ切れ無いほどの料理が出たことだ。
そんな時はいつもアフリカの貧しい子供達のことが浮かんだ。
日本は飽食の国だ。
これはいけないと思いながらも、自分が幹事の時でさえ、思い切り注文してしまう。


そして、タイに来て、いつも思うのが、タイ人は料理の食べ残しが非常に多い。
食物が豊富なのは分かっているが、だからと言って、そんなに捨てて良いのだろうか。
勿論、日本の料理ほど高く無く、そこら辺の雑草のような野菜だから、
金銭的には余り気にすることも無いのかも知れないのだが…。
私は性格上、妻の作った料理も、皿をもう洗わ無くても良いくらい綺麗に食べる。


日本の宴会時にはいつもそんなことを思っていたことを、今、思い出した。