チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

帯状疱疹後神経痛23日目

昨日は散髪に行った。
妻に送って貰おうと思い車のところまで来たら、
ふと自分で運転出来るのではと思い、運転席に座った。
と言うのは、使うのは右足だけで左足は使わないからだ。
少し動かして見て、これは行けると思い「自分で行ける」と妻に言った。
妻は「急にビリビリっと来るんじゃ無い?」と言ったが、
「そんな事は無い」と言って出掛けた。
道々久し振りに通る道は、暫く見ない内に、少し街の様子も変わって居た。
水掛け祭りの後が残って居るのか、ジュースの出店が増えて居た。
そして、散髪屋に着いた。
店には一人客が居たが、出直すのは億劫なので待つ事にした。
程なく先客が終わり、左足をかばいながら椅子に向かうと、
「足が痛いのか」と聞かれ、
タイ語で「ムー・サワッド」と答えた。
店主は分かったのか分からないのかどっちとも付かぬ顔で頷いた。
「ムー・サワッド」と言うのは必ずしも皆が知って居る言葉では無いようだ。
殆ど黒髪は残って居ないと思って居たが、
店主は気を使ったのだろう。
上手く黒髪を残すように前髪を揃えた。
横は真っ白だ。
後ろも見えないが、恐らく真っ白だろう。
何処にも行かないので全く気にしない。
帰ってから、妻に「コンビニくらいなら行けるネ」「但し、店内はこうやって歩くけど」
と言って、びっこのジェスチャーをしたら大笑い。
びっこと言うのはタイ語でどう言うのか知らないが、
妻は日本に居る時「ポカデン」と言って居た。


びっこと言うのが差別用語だと言うのは重々承知して居る。
唯、差別用語と言うのはシチュエーションによるとも思って居る。
例えば、本人に向かって揶揄する言葉は全て差別用語だ。
私は何も日本の肢体不自由者に対してびっこと言って居るのでは無い。