チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

闘病生活13日目

年金ビザの更新日が近づいて居る。
年金を幾ら貰って居るかと言う証明の為に、
隣県のチェンマイに在る領事館に英文の証明書を貰いに行かねばならないが、
足が痛くて歩けないから代理の者でも良いか、
メールで問い合わせたところ、OKだとの返事が有った。
いつも事前にメールで提出書類を送って居るのだが、
いざ送ろうとすると、スキャンが出来ない。
更にその上、ネットまで繋がらなくなってしまった。
スキャンが出来ないので、何回もコンピュータの「復元」をやったのだが、
そんな事が原因だとは考え難いのだが、
にっちもさっちも行かなくなった。
(「復元」とは、コンピュータのシステム変更などを行なった場合、システム変更前に戻す事。)
更にその上、妻が青い顔をして飛んで来た。
パスポートの期限が切れて居ると…。
代理申請の為、代理人の身分証明の為にパスポートを持って来いと言ったのだ。
うろたえる妻に私もビックリしたのだが、
よく考えて見ると、身分証明は別にパスポートで無くとも、IDカードでも何でもいいのだ。
それに、日本での再入国期限や永住ビザなどは、
別に古いパスポートを併せて提示すれば良いだけの話で、
私の証明とは本来関係の無い話なのだ。
そう二人で話し合って、胸を撫で下ろしたのだった。
痛みを忘れた瞬間だった。


そして翌日の朝はどう言う訳か何事も無く、スキャンもメールも出来たのだった。