チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

チェンライの整形外科

昨日は整形外科に行って来た。
半年程前に左腕が何と無く上がりにくいなあと思って居た。
その時はそれ程気にしてなかったのだが、その後背中にも手が回りにくくなって、以前は左手より右手の方が回りにくかったのに、変だなあと思って居た。
そして段々意識しだして、何か肩の関節が悪いのだろうか、などと思い始めた。
それで軟骨が悪いのなら、豚足のコラーゲンを食べればいいのでは無いかと、妻に豚足料理を頼んだりした。
しかし、段々と痛みも感じるようになり、最初の頃は動かした時だけ痛かったものが、じっとして居る時も痛むようになって来たので、いよいよ病院にでも行かなければと思ったのだが、どうも整形の医者は信用出来無い。
前に病院に行った時、とんちんかんな事を言われた。
大体日本でも、整形に関しては、病院より接骨医に行く。
タイにも接骨医があればなあと思って居たのだが…。
それで益々痛みが強くなって来て居た。
そんな時、在住の日本人宅に久し振りに行ってそんな話などをして居ると、それなら自分が行った医院がいいと言うので、翌日早速行って見た。
6時に医者が来るが、5時半に受付を済ませて於けば4-5番目位には診て貰えると言われたので、5時半に行ったら、1時間掛かると言われたので、丁度土曜ホコテンを近くでやって居たので、散歩に出掛けた。
30分程して戻って待って居たが一向に呼ばれ無い。
1時間程経ってから、「未だ医者が来ない」などと事務員が言って居る。
他にもお客さんが一杯居るのに、皆辛抱強いなあと思いながら待って居た。
そうして居ると、受付の所に医者のような人が顔を見せた。
何だ来てるじゃないか。
これならもう直ぐだと安心した。
すると、何故か私より後に来た人がどんどん診察室に入って行く。
妻に「順番を抜かされて居るんじゃないか」と言ったが、取り合わない。
むしろ私に対して不満そうな顔をして居る。
それから、かなり待って、もう我慢の限界だと思ったら、「後、一人ですよ」と事務員が妻に言った。
私の表情を読み取って居たのか。
或いは、妻の表情を読み取って居たのか。
それは分からない。
まあ兎に角、胸を撫で下した。
さて、いよいよ診察。
頭の良さそうな医者だった。
症状を話すと、直ぐ理解したと言う感じで、原因やら対策やらをべらべら妻に喋って居た。
私も何と無く分かるような気がしたが、はっきりとは分からない。
そして、肩に注射を打つと言う。
おいおい注射かよ。
私は注射が大の苦手で、前にも歯を抜く時の麻酔の注射が気絶する程痛かった。
目を右手で覆いながら構えて居ると、僅かな痛みだけで終わった。
日本人は随分情け無いなあと思われただろうが、そんな事は構わない。
兎に角痛くさえ無ければいいのだ。
そして直ぐに、直ったかと聞いて来る。
随分せっかちな医者だなあと思ったが、まあそう言われれば、少しましになったような気もしたので、少し良くなったと答えた。
多分痛み止めだろうが、何でそんなに早く結果を知りたがるのか不思議でもあった。
客が一杯居てあせって居るのだろう位に思って居た。
まあ、痛みが治る方向での結果だったので、目出たし目出たしだった。
多分痛み止めだから、肩だけでは無く、体全体に薬の影響があるのかなあと思って居たが、不思議な事に肩だけ痛みが和らぎ、脇の下の腕の痛みは余り変わらなかったので、局部に効いて居ると言う事だ。
飲み薬も飲んでの翌朝の結果だから、中々良い傾向だと思った。
早速友達に報告しなければ…。


タイ文字学習