チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

愛着

昨日は新しい市場にお手伝いさんと一緒に行って来たのだが、
写真を撮って居ると、市場の職員らしき人に撮影するなと言われた。
今までそんな事は言われた事が無いので、理由を聞くと、
此処は私設では無くて公設だからと。
まあ、言葉の分からない日本人に難しい理由を言っても仕方が無いと思ったのだろう。
後はお手伝いさんにくどくど言ってたが、お手伝いさんも本当は分からない。
だってタイ語のレベルは私以下だから。
でもお手伝いさんはふんふんと頷いて居た。
それでお手伝いさんに何と言ってたかと聞くと、
撮影はダメだと。
そんな事は分かって居る。
理由を知りたかったのだが、そもそもお手伝いさんに聞く方が間違って居る。
いや、若しかしてと思ったんだが、あくまでも私の願望のなせる業だった。
と言うよりもお手伝いさんに八つ当たりをしただけの事。
私も職員に「あゝ私設では無いからですか」と相槌を打っただけだった。
そもそも何処の市場も公設だが、そんな事を言われた事は無い。
凄く気分を害して家路に向かったが、
後で考えれば、今日の撮影は露店の撮影で、
コロナの対策を管理者は特に露店の場合はきちんとする様にと言う通達が出て居る。
だから、痛くも無い腹を保健当局に突つかれたく無いと思ったのだろう。
しかし、私は一目見て外人と分かるはずだから、
そんな心配はしなくてもいいのに。
私は私で、タイ政府は外国からの観光客に来て欲しく無いのかと、
合点が行くまで腹の虫が収まらなかった。
チェンライの副知事に電話して職員を脅してやろうなどと妄想もして居た。
但し、それ程タイ語も堪能で無いし、
私の名前など覚えてるはずも無いと思いながら悶々として居た。
以前は何度も会ってたのだ。
しかし、そう合点してからは腹の虫も収まった。
しかし、これからは写真を撮り難い。



今日は2時半にいつもの喫茶店に行った。
愛着と言う感情は強固なものだ。
新しい喫茶店に行って机の高さがピッタリの席に座るととても心地良いのだが、
通い馴れた喫茶店に足が向いてしまう。
今日は日本の本を持って行った。
以前、本棚に韓国の本が置いて在るので、日本の本も有った方がいいだろうと、
太った店員に話して居たのだ。
でもよく考えると表紙に韓国の文字が書かれて居るが、
中はタイ語で書かれて居る。
要するに韓国の事を書いたタイの本なのだ。
そんな事は忘れて一杯持って行った。
店長もよく分かって居て、あくまでも飾りなのだ。
早速飾り始めた。
そして、飾り終わってこっちに来る時に、「ショーケースにパンが有るじゃないか」と言うと、
通じなかった。
最初、いつもの所にパンが置いて無いので、「パンは無いのか」と聞くと無いと答えて居たのだが、
後でショーケースを見ると、お手製のサンドイッチが飾られて居たのだ。
まあ、商売気の無い事よ。
流石、お嬢さん経営だ。



こぶみかん湯


カレースパゲティー