チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

新しい喫茶店8日目

お気に入りの喫茶店の再開まであと2日となったが、今日も新しい喫茶店に行って来た。
午後2時過ぎに行くと、やはり私が流行らせたのか、
パソコンを持ち込んで何やら打ち込んでる者が居た。
私がいつもの様にまずカウンターに行くと、
「アメリカン・イェン(冷たい)」、「ワッフル・タマダー(普通)」と、
私が注文するであろう物を2人の店員が交互に言ったので、
私は笑顔で頷くだけだった。
そして、奥のいつもの所に着席した。
1時間位経った頃だろうか、私のマネをして居る客は、
パソコンを打つ度に、ポロン、ポロンと音がする様になった。
何か特別な操作をして居る間だけかと思って居たが、
一向に音が止まない。
いい加減腹が立って来たが、ここは我慢するしか無いと思い、暫く耐えて居た。
咳払いでもしてやろうかと思ったが、大人気ないと思い直してる内に、
いつの間にか音はしなくなった。
これも私がタイ人なら「なんの音だ」くらいの事は言えただろうに…。
外人が下手に言うと喧嘩になる。
いや、喧嘩にならずとも、その後気まずい空気になるだろう。
そうこうして居る内に4時になり、
1人の店員が帰って行った。
帰り際に「じゃあ、帰るわネ。」と我々客に向かって言った様で、
そのパソコンをして居る客は「あゝ」と返した。
私は勉強に夢中で聞こえぬ振りをした。
実に馴れ馴れしい店員だ。
実を言うと、私1人の時にも言われた事が有る。
流石にその時は笑顔で応えた。
そして、その店員が帰った後、もう1人の客はキリが付いたのか、
パソコンを終い、残った店員に喋り掛けた。
終わったら酒を呑みに行くのかとか、
友達は居るのかとか。
アタックをして居るのかと思いきや、話はそこまでだった。
若しかしたら店員の方が気が無かったのかも知れない。
やがてその客も帰り、4時半になったので、私も帰る事にした。
レジに行くと、「もう帰るの?」とか言うので、
私は「エッ」とか言う表情で返した。
だっていつもこの時間に帰ってるじゃない。
若しかして私に気が有るのか。
いや、そんな事は無い。
これがタイの常套句だ。