チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

巻き寿司を喫茶店に

妻が沢山作ったので、昨夜も今朝も巻き寿司を喰ったが、まだ残って居た。
そこで、喫茶店に持って行く事を思い付いた。
と言うか、昨日、妻がそう言って居たのだ。
ところが、昨日は日曜でお休み。
いつもは冷蔵庫に入れるのだが、昨日は入れずに外に置いておいた。
腐るといけないので一晩中クーラーを点けておいた。
朝食べて見たが、全く問題無かった。
朝、腹一杯喰ったので、コーヒーが飲める様になる昼まで待って、
喫茶店に行く時に思い付いたのだ。
朝、持って行けば良かったと思ったが、
妻に話すと大丈夫と言う。
しかも、犬を撫でた手で摘まんで…。
オイオイ、今犬を触ったじゃないか。
まあ、細かい事は気にしない。
此処はタイだから…。
もう昼食は済んだのではないかと急いで持って行った。
2時前だった。
渡すと、とても恐縮して居た。
これで今日のコーヒー代はタダになるか。
いや、そんな事は無い。
何しろお嬢さん経営だから…。
店には若い男が1人座って何か勉強してる風だった。
何か私のマネをされてる様で…。
考え過ぎか。
4人掛けの硬い椅子に座って居る。
私は柔らかい椅子の4人掛けの方に座りたかったが、
また前の様に大勢が来ると移動しなければならないので、
最初から窓際の2人掛けの席に座った。
クーラーの真下は余り冷房が利かない。
と言うか、窓ガラスの近くは何か熱っぽい。
何とか我慢して座って居た。
その間、客は誰も来ず。
4時近くになって、その若い男は出て行った。
やれやれと思って4人掛けのクーラーの当たる方に移動した。
若し誰か来ても、硬い椅子の4人掛けが有る。
そこにいつもの友人が来た。
最初は取り留めのない話をして居たが、
彼が急に政治の話をし出した。
野党にろくなやつは居ないとか…。
私は思い切って自分の考えを言った。
とことん対立した。
最後に彼は「君と同じ考えで無くて良かったよ」と笑いながら言った。
後はまたいつものたわいない話に戻った。
これで良かったのだ。
もう私の前では政治的な話はしないだろう。
所詮、遠く離れた異国の地で、老人が政治の議論をしても、
風呂の中で屁をこく様なもので、社会的には何の影響も無い。
日本で旗を振って来た私には、その落差が余りにも大きい。