チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

今日は有りません


今朝は曇り空のせいか、窓の外の扇風機からの庭の空気が心地良くて、
気だるくて中々起き上がれ無かったが、腹も減って来たので、10時過ぎに起きた。
妻は居ないし、お手伝いさんも隣の家の弟の工事を手伝うと言って居ないし、
残った愛犬も食事の仕度は出来ない。
仕方が無いのでいつもの喫茶店で食べる事にした。
と言うより、いつもの喫茶店でサンドイッチを食べるのがノルマになって居る。
唯、ビニール袋と言う新兵器が出来てからは、安心して気合が入らない。
今度は大きいビニール袋だけで、その片方を切って食べる方法に挑戦して見ようと思った。
昨日持って行った観葉植物が植えられて居るかもチェックしなければならないし…。
そう言えば、切り花の方もぼちぼち賞味期限切れかも知れない。
今日は忘れ物をしない様にと思って、
カメラも持ったし、朝食前の薬も持ったし、ジャンパーも持ったし、
と言うのは店内は冷房が効き過ぎて、ジャンパー無しでは居られ無いのだ。
クーラーの真下だと寒く無いが、その席は椅子が高くてタイ語が書き難い。
満を持して店に到着すると、ビニール袋を持って来て無い事に気が付いた。
家に取って返して大きいビニール袋の片方を急いで切る。
店に着いて入ってみると、女の子が1人居た。
女の子1人の客は珍しいなと思いながら、席に着いてショーケースを見るとサンドイッチが無い!?
私は声も出なかったが、ショーケースを指さすと、

店長が「今日は有りません」と。
やれやれ、流石タイだ。
いや、世の中こんなもんだ。
弟を手伝ってるお手伝いさんの所に戻って、「パンを用意してくれ!」
久し振りに家でパンを喰う事になった。
家でパンを喰うと中々腹が減らない。
何しろレタスにトマトにセロリーが山ほど付いて居る。
しかも厚切りの食パンにバターとチーズと蜂蜜が塗って在る。
結局、2時半頃に妻と用事で外出して、やっと腹が減って来た。
喫茶店に着いたのは3時。
店に入ると男の人が1人居た。
入るなり店長が「まだ植えてません」
「植木鉢を買いに行ったが無かった」とか色々弁解した。
タイ人には珍しい。
結構気を使って居るのだ。
「ハイ、ハイ」と軽く返事をして置いた。
男は人待ちの様だった。
後で女性2人が入って来たが、何も注文せず男と一緒に出て行った。
誰も居なくなったので、「昨日の機械は何処が悪かったんだ」
とか適当に言って写真を撮った。
昨日ちらっと見た時は3連式かと思ったが、よく見ると2連式だった。
まあ、それでも10万円以上はするだろう。
当然元は取れない。
今日の客は計3人かと思って居たが、
5時頃になって男の持ち帰り客が1人入って来た。
今日の客は4人では無いだろうか。
用事の行き帰りで店の前を通ったが、人の居る気配は無かった。
いや、若しかしたら女性の常連客は来たかも知れない。
多くてもそんなもんだろう。


そんな事も有ろうかと、コーヒーのついでに25バーツ(約88円)のパイ菓子を頼んだ。
中にカレーが入って居た。
大して足しにはならないが。
会計の時に店長さんの顔が嬉しそうと言うほどでは無いが、
不満そうには見えなかった。
そりゃそうだろう。
高が25バーツで喜ぶはずが無い。
「明日は病院に行くので休みます」と。
別に休む理由まで言わなくとも…。