チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

菅田将暉と言う俳優について

今日も夜になってから雷を伴う強い雨が降り、
昼間の暑さが嘘の様に涼しくなった。


私が菅田将暉(すだ まさき)を初めて知ったのは、
NHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』で直虎の養子、万千代(後の井伊直政)役で見たのが初めてだった。
何だか現代風な顔付きで、時代劇には浮いてる様な感じを受けた。
まあ、期待の新人で抜擢されたのだろうくらいな印象だった。
その後、ブレイクしたのか、様々なドラマに出演して居る事は知って居たのだが、
何かセリフが白々しく聞こえたので、余り見たいとも思わなかった。
そして、最近は引き籠りの為、よくテレビを見る様になって、
偶々、『アルキメデスの大戦』と言う映画の主人公で、
じっくり見てみると、
結構、演技力が付いて来たのか、
今までの何処か空々しい演技では無く、
一人の立派な俳優と言う印象を受けた。
思えば大河ドラマから3年しか経って居ないのだ。
随分昔の様に思えるが、たった3年で随分成長するものだと感慨深い。
いや、3年前は大河ドラマを一生懸命見て居た自分が、
何故か遠い昔の様に思われて不思議でならない。
まるで日本に住んで居た時に見て居た様な気持ちさえする。
ウィキペディアで調べて見ると、
2014年に日本アカデミー賞 新人俳優賞を貰ってから、次々と受賞し、
2017年の大河ドラマの時には、それ程新人と言う事でも無かったのだ。
そして、同じ2017年に『帝一の國』などで数々の賞を貰い、
『あゝ、荒野 前篇』では日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞も取って居る。
私もこれからは余り偏見を持たず、
色んな俳優を見て行こうと思う。
彼の今後の益々の成長を願う。



映画『アルキメデスの大戦』予告【7月26日(金)公開】