チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

妻はバンコクへ

妻の姉の容態が悪いので、妻は今日バンコクに立った。
もう食事を摂る事が出来ないので、
喉からチューブで入れて居るらしい。
つい先日入院したばかりと聞いて居たのだが…。
もう喋る事も出来ない。
もう、故郷のチェンライに戻る事は無理だろう。
医者の話では、後3日は持つだろうとの事。
県外移動の許可は医師から送られて来た様だ。
普段のチケット代より千バーツ(約3千5百円)ほど高かったらしい。
それでも後3席しか残って居なかったと。
飛行機の音は毎日は聞こえて来ない。
元気な内に故郷に帰る様にと言って居たのにと、妻は悔しそうだった。
夫は何年も前に亡くなって居る。
さぞかし病院で淋しかった事だろう。
チェンライに戻りたいと訴えて居たそうだ。
これもコロナさえ無ければ、直ぐにでも妻も駆け付けられただろうに…。


私は気分転換にバイクで外に出てみた。
何だか気分が晴ればれして来て、
これで酒類販売禁止が同時に解かれて居たら、
皆油断して、一気にまたぶり返すだろうから、
段々と解禁して行く政府のやり方は賢明な策だろうと思った。
今日から近所のお気に入りの喫茶店も開店して居た。
唯、クーラーを点けずに、窓を開け放してて暑そうだから、
入るのは躊躇した。
暫くはクーラーを点けて家に閉じ籠ってる方が良さそうだ。
気候は毎日雨が降る様になって、随分涼しくなったのだが…。


妻が家を出る前に染髪をして貰って置いた。
暫く会えない。