チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

その名は『平手友梨奈』

元々私は洋画が好きで、邦画の青春ものとか学園ものとかは尚更好みでは無かった。
偶々『HIBIKI 
響き』と言う題名が目に止まり、
何処かで聞いた名前だと思い、少し見てみた。
最初は青春ものか学園ものかと思って居たが、
突然、或る女生徒が本棚を倒し、
そのハチャメチャ振りに少しショックを受け、
それから目が離せなくなった。
暫くして、これはヒーローものかと思ったが、
その主人公のハチャメチャさとオタクっぽさに妙に惹きつけられ、
結局、最後まで見てしまった。
そして、何故か心に感動の余韻が残って居る最後のキャスティングの字幕の所に、
その時流れて居る主題歌の歌い手が主人公の平手友梨奈と書かれて居て、
二度ビックリした。
あのオタクっぽい演技をして居た主人公とはとても思えない、
宇多田ヒカルの様な、今風の歌い方。
それがとても心地良く、
私の心を完全に捉えてしまった。
映画の題名をネットで調べて見ると、
「響き~小説家になる方法~」。
そして何と欅坂46のメンバーだった。
欅坂は紅白で一度見た事は有るが、
現代風のとても私の好みでは無かったのだが、
この平手友梨奈の映画を見てからは、とても親近感を感じて居る。
そして、この監督は、聞いた事も無い「月川翔」。
私はこの監督と平手友梨奈にしてやられてしまった。
もう2-3日も経つのに、未だにあの映画のシーンが心に残って居る。
物語は、高校一年の女学生が芥川賞と直木賞をダブル受賞すると言う、

これまたハチャメチャなストーリーだ。
そして、その小説の中身は一切語られない。
でも小説に対する周りの賞賛で、
それがとてつもない素晴らしい作品の様に描かれて居る。
正に、今私がこの記事で平手友梨奈を持ち上げて居る手法がそれだ。
平手友梨奈と言う名前は一度は聞いた事が有る様に思って居たが、
サッカーの長友選手の夫人の平愛梨とか言う名前と

私には同じ様に聞こえる。
でも何処にでも在る様なあの平凡な顔とオタクっぽい演技が、
今でも心に残り、私を捉えて居る。


ゴーヤ・チャンプルの作成