チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

タイの大空より

昔、妻と結婚する前の遠距離恋愛だった頃、
毎日国際電話で電話代も高かったが、
もう話す事も無くなって、
何を話そうかメモをしてから電話した。
そんな中で、「私が見て居る同じ月を貴方も見て居るのネ」などと、
ロマンチックな思い出も蘇る。
いきなり話は逸れたが、
昼間の雲は恐らく違う。
タイの雲は入道雲など、日本と似て居る雲も有るが、
如何にも大陸らしい雲が多い。
日本の雲よりスケールが大きく感じる。
京都は特に盆地だったせいか、
タイの雲とは違う。
いつも雄大な空と雲を眺め、
自然の雄大さに心が洗われる。
その代わり、雷も荒々しい。
家の近くに避雷針が有るから、少しは安心して居るが、
それでも大きな音がすると、寿命が縮む。
幸い今年の雨季は雷が少なかった。
昔、彼女が空港まで見送ってくれた時の雷を思い出す。
あの荒々しい雷は今も同じだ。
それさえ無ければ、タイの空も雲も大好きだ。