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タイと言う大地
温泉を止めたらポタリングをする余裕が出て来た。
ポタリングをして居ると、
日本の景色を思い起こす事が有る。
タイでも山間部を車で走って居ると、
日本と同じ様な景色なので、
一瞬、日本に居る様な気になる事も有る。
日本では車であっちこっちよく遠出をしたが、
どこに行っても同じ様な景色だった事を思い出した。
道はカーブが多く、高速道路でも結構急なカーブが多かった。
タイの一級国道は、高速道路でも無いのに、真っ直ぐな道が多く、
その殆どに中央分離帯が有って、つい飛ばしてしまう。
制限速度は９０キロだ。
チェンライ市は盆地だが、平野部が広く、
田園地帯をバイクで走って居ると、
広々とした田んぼの向こうに山が見える。
こう言う景色はチェンライだけで無く、タイのどこでも同じだろう。
日本では北海道を除いて、関東平野でも家が建て込んで、
こう言う景色は無いだろう。
我が家では５分も走れば、直ぐそう言う田園風景になる。
しかも我が家から歩いて５分の所にスーパーとデパートが有る。
だから毎日簡単にバイクでポタリングが出来る。
日本は平野が少ないのではないか。
飛行機で初めて日本を上空から見た時、
日本は山国だと実感した。
上から見た日本は殆どが森林だった。
日本でドライブをすると、いつも山か海岸だった。
残念ながらチェンライには海岸が無く、
私は海の景色も好きなのだが、
それを除けば、チェンライの景色に満足して居る。
山は遠くに見え、京都も彷彿とさせる。
唯、京都ではこう言う広い田園地帯をポタリングする事は出来なかった。
私は運良くこう言う大地で暮らせて居る事を感謝して居る。
（少々不便だが…）
