チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

「領事出張サービス」

昨日は隣県のチェンマイの総領事館が職員をチェンライ市内に派遣し、
ホテルの一室を借り切って事務を行う「領事出張サービス」の日だった。
ビザや各種証明の受付・交付を行う。
即日交付は出来ないので、
事前に郵送等で申請して当日受け取るか、
当日申請して、後日郵送して貰うかの何れかの方法になる。
これが全て郵送で出来れば手間は省けるが、
必ずパスポートを提示をして、一度は本人確認をしなければならない。
そこで、職員が年2回、わざわざ出向いて来てくれる日が有る。
チェンマイ総領事館は北部9県を管轄して居るが、
全ての県に派遣して居るとは限らない。
チェンライ県は日本人が多いので来てくれる。
10年前は年1回だった。
全く派遣しない県も有る。
「領事出張」は私の知る限りでは年2回来てくれる所はチェンライとプーケットしか知らない。
そもそもタイには大使館の領事部以外に1箇所しか総領事館が無い。
今では恐らくバンコク近隣のシーラチャやチェンマイ隣県のメーホンソンには少なくとも1日くらいは「領事出張」が有るのではと思う。
さて、私は以前は旅行を兼ねて年2回、隣県のチェンマイ総領事館に行って居たが、
足が悪くなって、しかもチェンマイ・チェンライ間の大規模な道路工事が何年も続いており、
何時間も車に揺られるのが苦痛になって来たので、
前回は妻に代理で行って貰った。
勿論妻でも委任状は必要だ。
今回は妻に気の毒なので、この「領事出張」を利用した。
行って見ると、部屋の前にチェンライ日本人会の役員さんが居られて、
入会受付などをされて居た。
日本人会としては絶好の機会だ。
唯、日本人会の表示が有るのに素通りされる方も結構多いとの事。
最初からそう言う会には入らないと言う人もこのチェンライには多い様だ。
我が道を行く。
独立独歩と言う事だろう。
まあ人好き好きだ。
私も顔を合わせたくも無い人が出来るまでは入って居たのだから…。
唯、役員の方のご苦労は分かって居るから、
「ご苦労様です」と挨拶して置いた。


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