チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

遅かりし、由良之助

もう8月になった。
暦が進むのは早いものだ。
日本はもう真夏の気配だろう。


さて、例の揚げパンだが、
六つ食べたので無くなった。
早速市場に買いに行こうと思ったのが2時頃。
遠くの市場は2時から始まる。
まだいいだろうと思って横になって満腹の腹を休めて居ると、
目が開いたら3時半になって居た。
まあ、1時間半位経ってもそう慌てる事は無いだろう。
眠い体を起こしてバイクに跨り、
一路お気に入りの市場へ。
途中、雨が降るかと不安もよぎる位の涼しい天気だった。
バイクの遠出には持って来い。
そして、市場に着いてびっくり。
2種類しか残って無い。
一つはソーセージパンか豚の干し肉入りが1個。
別の種類の3個は何か分からないので、
(嫌いな)ココナツ味かと聞いたら、そうだと言って、
勝手に入れ始める。
オイオイ嫌いだから聞いたのだと心の中で思ったが、
次の瞬間、「ココナツは好きじゃ無い!」と思わず言ってしまった。
私も随分タイ人になってしまったもんだ。
タイ人は思った事をそのまま口に出す。
仕方が無いから、一つ残って居た豚の干し肉入りと、
訳の分からないチーズ入りとか言う普通のパンを買った。
腹が立つのでウロウロして、芋のフライを買って帰った。
ケンタッキーで売ってる細いポテトフライよりもっと太い。
10バーツ(約35円)分を買った。
僅か1時間半の間に殆ど売れてしまったと言う訳だ。
今度は2時になったら飛んで行かなければ…。
どうしてこんなに苦労するのだろう。
高が揚げパン1個買う為に…。
そもそもこの広いチェンライで揚げパンを売ってる所が一箇所であるはずが無い。
でもタイには電話帳が無いのだ。
有りそうな所は殆ど見て回った。
東方10キロ先の田舎の市場も含めて…。



腹立ち紛れに買ったポテトフライ


こうやって眺めて見ると、かなり偏った食事になって居る。
そもそも、朝、揚げパン。
昼、ラーメンと言う図式が問題だ。