チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

タイ文字学習(低子音の対応文字)

タイのABC(いろは)

昨日の中子音に続いて、今日は低子音の対応文字を解説します。
上の表は、昨日と同じ様に、左から順に、頭音としての発音記号→低子音の文字→単語→和訳→末音としての発音記号となっています。
繰り返しますが、これらの単語は、タイの学校で唱えられるタイのABC(いろは)が使われて居ます。
それで、前提として、タイのABC(いろは)を、ある程度唱える練習をして置く必要があります。
ところで、樹の「頭音としての発音記号」がcとなっていますが、此れはミスプリでchです。
つまり、この低子音の対応字には、無気音(息を余り出さ無い)は無く、kh、ch、th、phと、全て有気音(息を強く出す)が使われて居ます。
また、末音は殆どが、中子音と同じ様に、k、t、pになっていますが、此れは声調を規定する意味が有りますが、後で声調の項で説明します。
なお、「頭音としての発音記号」の空欄の処(老人・兵隊・旗)は、上のモントー婦人のthと同様と言う意味で、thの記載が単に省略されて居るだけです。
一番下の単語(フクロウ)の-は、末音としては使わないと言う事です。
暗記の仕方は、前回、中子音の処で述べた様に、まず、คを思い浮かべて、kh、ควาย、(k)と書き、表を見て朱書き訂正していきます。
順番も上から順番に思い浮かぶ様にして下さい。

その13文字を繰り返し書いて、間違わなくなったら、その日は終わりにして、翌日復習します。
なお、低子音をやる前に、中子音の復習を済ませて置いて下さい。


タイの小学生用の教科書

余談ですが、文字の学習については、今まで3人の先生に手ほどきを受けた事が有ります。
一人はタイ人で、途中で習うのを止めてしまいましたが、上の小学生用の教科書で教えられました。
京都のタイ料理店でウェイトレスをされて居て、日本語も上手だったので、友達と一緒に我が家での家庭教師を頼みました。
理屈抜きの機械的な教え方だったので、イマイチで、人妻と聞いてがっかりしましたが、とてもチャーミングで可愛くて、それはそれで意味が有りました。
もし、一人だったら、心臓の辺りが熱くなって、勉強どころでは無かったかも知れません。

未だ妻と出会う前の独身の頃の話です。


ミャンマーのABC(いろは)