チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

リハビリ生活24日目

昨日は杖をプレゼントしてくれた知人とデパートに行って来た。
一緒に杖を突いて歩く日を夢見て居た(チョッとオーバーだ)が、
やっと実現した。
彼は意外と早足だった。
私の方が置いて行かれる。
貴方は左足と右足のどっちが悪いんですかと訊くと、どっちも悪く無いと。
どうして杖を突くのですかと訊くと、
こけるからだと。
彼は80歳。
私が左足が悪くて杖を突くのとは事情が違った。
彼の方が早く歩くので、ゆっくり歩いてくれと懇願した。
そう言えば、もう一方の手を奥さんに繋いで貰って居る。
それを聞くと、奥さんは手を離した。
それで丁度いい加減になった。
ところで、私は身障者専用駐車スペースに止めたが、
奥さんは一般スペースに止めた。
私がどうして身障者スペースに止め無いのかと聞くと、
奥さんは旦那は歩けるからと。
身障者スペースは、歩けない人の為だと。
それなら私はどうなるんだ。
第一、歩けない人はデパートに来ないだろうと、
心の中で呟いた。
いや、よく考えると私は以前車椅子で来た。
その時も大手を振って身障者スペースに止めた。
そうか。
身障者スペースは車椅子専用スペースなのか。
そう考えると、これから止め難くなる。
でも駐車場係りは杖を突く私が身障者スペースに駐車するのを見ても、
何も言わないだろう。
タイ人は身障者にとても優しいのだ。
これからもその優しさに甘える事にしよう。