―行って良かった公立病院―
別に劇的な変化かが有った訳では無い。
医者も若造で偉そうにして居て、
こんな医者がと思ったが、
何しろ患者が多い。
ろくに見もしないで、
この病気の事はよく知って居ると言う態度で、
後で妻から聞いた話だが、
患者が喋るのを煩がる医者だと。
まあ、タイの医者は総じてそうだがとも言って居た。
それで肝心の治療だが、
開口一番、何カ月?と聞いて来た。
看護婦には予め帯状疱疹と言ってある。
結構この病気の患者を多く診て来たのだろう。
余り詳しく聞きもせず、
糖尿だから長引きますよ、と。
18日後の23日(火)に来て下さい、と。
今までの薬は飲んでも効きませんから、飲み薬を出して置きます、と。
アシクロビルは、残ってる分だけ飲んで下さい、と。
持って行った箱をチラッと見ただけで、
何gの錠剤が何錠入りで、後どれ位残って居るかを聞きもせず…。
塗り薬と点滴を訊いたら、有りません、と。
結局貰った薬は3種類。
強い痛み止めの薬と弱い痛み止めの薬、そして、痺れ用の薬。
痺れ用の薬と言うのは、今まで無かった。
「今までの薬は効きません」と言うのも心強い響きに聞こえる。
まあ、診察は極めて尊大だったが、
今度の薬は間違い無く帯状疱疹後神経痛の薬だろう。
そして、詳しく訊く隙も見せない医者だったので、訊けなかったのだが、
やり取りから察するに、既に帯状疱疹後神経痛に移って居る事は間違い無いだろう。
兎に角、期間は不透明だが、
治療の方向は正せたので良かった。
後は辛抱強く待つだけだ。
多少後遺症が残っても、止むを得ないと思って居る。
家に帰ってネットで見たら、
① トラマールOD錠50mg 非オピオイド鎮痛剤で治療困難ながん疼痛
② カルバマゼピン錠200mg 三叉神経痛
③ アミトリプチリン塩酸塩錠10mg 末梢性神経障害性疼痛
となって居た。
強い痛み止めの薬と言うのは、ちょっと恐ろしい気もする。
これだけ6時間おきに飲むとなって居る。
他は朝夕2回。
薬代込みで病院代は190バーツ(約670円)。