チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

闘病生活26日目

正座で痺れた時のような感触がこれ程辛いものとは知らなかった。
私は正座が苦手なので、タイでお坊さんが経を上げられる時は、
後の方で足を崩して居たのだが、
日本に居る時はそうも行かず、法事の時などは死ぬ思いであった。
それがこの病になって、漸く痛みも峠を越えて、
快方に向かうのかと思われた時、
それに取って代わるように痺れが酷くなって来た。
左足の小指とその周辺だ。
足の裏も痺れて居る。
酷い時はピリッピリッと痛みさえ感じる。
痛みの方は抗ウィルス剤が効いたようで、かなり楽になった。
だが、痺れに対してはこの抗ウィルス剤は効かないのだろうか。
神経に張り付いて居るウィルスが死ねば、
痺れも無くなるはずなのだが、
単に時間が掛かって居るだけなんだろうか。
暫く様子を見るしかない。
若しこれが後遺症で続くようなら、
とても普通の生活は出来ない。
何だかかなり気分は落ち込んで居るが、
妻の方は「良くなって来たネ」とホッとして居るようだ。
今日は白くなった髪も染めてあげると、機嫌もいい。
この胸の内、誰に告げようか。


ホットケーキ