チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

タイの過ごし方(其の17)

20度とか21度とか少し寒いくらいの方が朝の気温としては清々しくて丁度いい。
犬も少し寒そうだ。
日本の犬は20度くらいで寒く思うのだろうか。


さて、タイ人妻を求めてと言う移住パターンは減りつつ有るとは言うものの、
相変わらず危なっかしい人が未だに多い。
家や金銭を与えた途端、或いは色々経過が有って結局別れたとか捨てられたとか言う話を、
今まで散々見聞きして来たが、
これは一重に外人が不動産(土地)の所有権を持て無いと言うタイの法律に起因する事が根本に有るように思う。
これに愛情と言う目には見え無いものが絡むから、余計に話がややこしくなる。
建てた家から出て行けと言われると、愛情が無かったのかと疑う。
実際の処、本当に愛情が無かったのかどうかと言うのは、実に検証が難しい問題で、
愛情は有ったけれども生活習慣や文化の違いで、紙一重の差で別れる。
結果、出て行けとなるケースも有るだろう。
いや最初からそれ狙いの結婚も有る。
これが外人も不動産が持てると言う制度で在れば、事はハッキリする。
家が自分の物にならなければ、愛情の余り無い妻も別れたら損だと居座るかも知れないが、
いや、その点では日本と似たような状況になるかも知れないが、
別れるかどうかは純粋に、愛情がその判断基準になるケースが増える。
いや、別れる事を前提で話を進めるのはいささか問題では有るが、
兎に角、女性の方に愛情も無いのに家や金銭を与えると言うケースが余りにも多いのだ。
惚れた者の弱みと言う事ではあるが、今一度踏み留まって欲しい。


じゃあどうするのか。
賃貸またはマンションの購入(自分名義)しか無いだろう。
家を買うのは少なくとも10年一緒に暮らしてからにして欲しい。
それからでも遅くは無い。
日本でも同じ事。
いや、年寄りは待て無いか。