チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

妻がチェンマイに行って四日目

いつものように朝が来た。
犬も妻が居ない事に慣れて来たようだ。
朝に相手をしてやると、ひとはしゃぎして満足する。
でも夜は寂しがる。
何時までも妻の帰りを待って居る。
12時頃になって、私が連れて行こうとすると、得心したように寝床に戻って行く。


昨日はタイに来て初めて卵かけご飯を食べた。
誰かのブログを見て、子供の頃食べて居た事を思い出し、
いつか食べようと思って居たのだが、中々機会が無く、
朝、余り食欲も無かったし、丁度卵かけご飯用醤油も買って有ったので、食べて見た。
とても美味しい。
シンプル過ぎて栄養バランスが少し心配だが、
野菜の代わりに胡瓜の漬物を食べた。
少々栄養バランスが悪くても、これからももっと食べたいと思った。
例えば塩鮭と味付け海苔と味噌汁など、
歳と共にそう言う料理を食べたくなる。



ところで、少し寒いくらいの清々しい朝が来ると、
日本の嵐山のマンスリーを思い出す。
よく思い出すのは長年住んだ家では無く、何故か家を売ってから借りたマンスリーなのだ。
キッチン付きの一部屋だったので、いつも2軒借りて居た。
いつも妻が私たちの部屋のキッチンで調理して、
隣の母の部屋に二人分の料理を運んでくれた。
妻は何を食べて居たのか思い出せない。
狭いながらも懐かしい一時だった。
もう一度あの時に戻りたいとも思うが、
タイの広い家に戻って来た時の事を思い起こすと、月とスッポンだ。
つい、無い物ねだりの贅沢な気持ちが生じて居る。


もう少し、今の恵まれて居る生活を感謝しなくては。