チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

妻の想い

妻の日本に対する想いと言うのは、どう言うものだろう。
水知らずの外人と結婚して、
それまで、日本と言う国に対する憧れと言うものは有ったかも知れないが。
期待と不安に胸を膨らませて、日本に来たのだ。
先進国と言うイメージは、彼女の期待通りだったかも知れない。
そこで過ごした10年間は、彼女にとって素晴らしかったのか、辛かったのか。
私は、彼女にとって満足のいく10年間だったのではないかと思って居る。
彼女は、タイに移住する前、日本にはまた旅行したいと言って居た。
そうなんだ。
彼女にとっては、日本は、今でも憧れの国なんだ。
もう、辛い事は無い。
嫁姑の悩みも無い。
タイ料理が恋しいと言う事も無い。
唯、そこには、日本で友達になったタイ人との別れがまた有ると言う事だけだ。
でもそれは仕方が無い。
タイにだって友達は沢山居るのだ。
日本人の私と結婚した事を恨んでくれ。
私にだって、日本に友達は沢山居るのだ。
だから、時々は日本に行って、旧友と暫しの再会を楽しむのだ。
私と同じ様に。