チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

心の闇

今日もゆっくりした時間が流れる。
今日は妻も家に居るので安心。
要するに妻べったり。
男は歳を取ると妻べったりに成る。
逆に妻べったりに成れない男は不幸せだ。
いや、俺は妻べったりでは無いが幸せだと言う人が居たら、
私に言わせれば不幸な人だ。
まあ他人の事は放って置いたらいいのだが…。
どうせベッドに寝た切りに成れば、おマンマは口に運んで貰わなければ成らない。
私の母がそうだった。
いや、私の母はお手伝いさんが代わりにやってくれた。
詰まり私は息子としての義務を果たさなかった訳だ。
まあ人それぞれ事情が有る。
日本の施設に入れる人も居るだろう。
私はそれを非難はしない。
人それぞれの事情が有ると言う事だ。
私は入れたく無かったと言うだけの事。
偶々古い本棚を整理して居たら、昔の物が出て来た。
母の思い出の品も有るが、兄のも有った。
兄は60そこそこで亡くなった。
義姉には同情する。
そんなに早く死に急ぐ事も無かったろうに。
実は兄は煙たかった。
歳が離れて居たせいか、父が早く亡くなって、父親代わりになろうとして居た。
私は頼りたく無かった。
自分の考えで生きたかった。
意見がことごとく違った様に思う。
私の若気の至りだと今では思う。
それどころか兄や姉達の犠牲の上に生きて来た。
兄や姉達は早くから働いたのに、私だけ大学まで行った。
私は素直で無いので、未だにありがとうと言えない。
姉達は病身だから、此のまま会わず終いに成るのだろう。
この期に及んでも日本に帰る気は無い。
唯、心の内で思うだけ。
手紙も書きたく無い。
私の心の闇だ。



今日の朝食(豚粥)


3時のおやつ(家で採れたバナナ)


さて、今夜はハンバーグ。
いつも美味しい料理をありがとう。



今日はこんなYOUTUBEを見て居た。



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