チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

男女同権

男女同権と言うのは西洋思想で在って、それはそれで尊重されるべき思想では在るが、
日本の文化は、男は女を守るもの、女は男をカバーするもの。
男女同権と言うよりは、男女分業。
まあ、「女は男をカバーするもの」と言うのは、酔った勢いで書いてるので自信は無い。


私は妻を守って来たのだろうか。
その点については些か不十分だった。
この歳に成って、今更とは思うが、これからはそう言う思いで生きて往きたい。


今日は少し夏の日差しが戻って来た様だ。
輸入食品店が今日から再開されるので、妻に山芋は在るかラインで聞いてくれと言うと、
即、「在る」と答えた。
予め聞いて居たのだ。
店の付近は工事中で困ったと思ったが、前の車が突っ込んで行くので後を付いて行った。
すると店の前は既に完了して居た。
日本なら工事中の所に突っ込んで行くなど有り得ない事だ。
でも、其処に住んでる人の為に行ける様に成って居る。
冷凍山芋は2袋だけ有った。
妻は人の為の買い物をして居た。
その人は店の近くだ。
寧ろ私達の方が、その人に頼みたいところだが、
よく考えると、店に着いてから考えると言う事も在る。
買った帰りに彼の家に寄るのかと聞くと、「生もので無いから急がない」と。


その帰りにMAKROスーパーに寄ったら、生の山芋が売って居た。
今まで中々見なかったのだが…。
生の方が安いので、大量に買って、擦りおろして冷凍保存してくれと言った。
安いと言っても他の野菜より高額だ。
早く市場で売られる様に成ればいいのだが…。


次にお気に入りの市場に寄った。
イチゴを売ってるかどうか確認したかった。
車から降りて行こうとすると、「余計な物は買わないでネ」
「いや、イチゴを見るだけだ」
「陶器は買わないでネ」
案の定、イチゴは売って無かった。


家に帰る途中、散髪屋を覗いた。
1人が散髪中だった。
家に着いてバイクで急いで店に向かった。
幸い客は居なかった。
私が椅子に座ってるのに店主はスマホをいじって中々やってくれない。
挙句の果てに「字が読めるか」と来た。
私はまだ勉強中だと言った。
すると、スマホを見て読み始めた。
何だ、すらすら読めるじゃないか。
唯、返信が出来ないらしい。
漸く散髪をし始めてくれた。
暫くして2人、3人と客がやって来た。
この店は人気店なのだ。
タッチの差で、危うく待たされるところだった。
後につかえてるので、際剃りはいい加減にされた。
気のせいかも知れないが…。



さて、今夜は冷奴。
今日は妻の手を取らないおかずで良かったと思ったが、
野菜が何も無いのは淋しいので、朝の小松菜を添えてくれと言った。
そして、冷凍して在る枝豆をチンしてくれと言った。
写真を撮って居ると、天ぷらを持って来た。
それなら枝豆は要らなかったのに…。
しかし、豆腐がやたらと多かった。
「豆腐1つは多いか」と言うので、「多い」と言うと、自分のビールの摘みに持って行った。
驚いた事に、私の豆腐のタレ半分を豆腐の入れ物にぶちまけた。
流石タイ人だ。
食べ方が違う。
余ると思って居た枝豆にも手を付けて、更にドライミニトマトにも手を出した。
お陰で腹ポンポン。


「男女分業」の事が頭によぎった。
私は稼いで、妻が家事をする。
稼ぐと言っても年金だが…。
これで分業と言えるのだろうか。


今日の朝食


今日はこんなYOUTUBEを見て居た。



日本人の粋な生き方「鯔背、手弱女」|白坂亜紀×小名木善行