お手伝いさんロス
今頃に成って涙が出て来る。
小椋佳の歌はどうしてこんなに淋しい曲ばかりなのだ。
妻は1人で家事をしなければ成らないので張り切って居る。
私の朝食が遅いと落ち着かない様なので、「腹は減ったか」と聞かれれば「ウン」と。
昨夜の天ぷら素麺が堪えた。
素麺だけで腹いっぱいに成った。
しかも天ぷらは2人前は在った。
多ければ残せばいいと言うが、米の一粒も残すなと言われ育った日本人は残せない。
食べ物が豊富なタイ人はよく残す。
そう言えば、妻が自分の食事をサラえたのを見た事が無い。
そして今朝の食事は天丼。
「天ぷらうどんにしようか」と言ったので、それなら食べられると思ったのだが…。
やはりうどんは面倒臭かったのだろう。
さて、今日も朝から腹いっぱいに成ったので、喫茶店にも行けない。
コーヒーも入らないからだ。
仕方が無いのでまた小椋佳の歌を聴く事にした。
当分、お手伝いさんの事は思い出さない様にして居る。
「センチメンタリズムは敵だ」と言うのが私の信条だ。
唯、タイ語学習が手に付くかどうかは分からない。
やって見る気も起らない。
喫茶店に行けば出来るだろう。
そう思って居たら妻は買い物に出掛けてしまった。
今日のメニュー表はちらし寿司に成って居ると言ったから、材料を買いに行ったと思った。
折角買いに行ってくれて、帰った時、私が留守ではせいが無いと思い、家に留まった。
何時かして妻が帰って来た。
暫く妻と会話をした後、また部屋に戻った。
曇って居たが、暑くて外に出る気がしない。
そのままYOUTUBEを見て居たら夕方に成ってしまった。
一日中閉じ籠って居てはいけないと思い、少し涼しく成ったので、ポタリングに出掛けた。
農道を走ると藁の焦げた匂いがした。
昨日の夜食(お手伝いさんが用意してくれた)
今日の夕食のちらし寿司。
2食分だと。
センチメンタリズムは敵だが、油断すると直ぐ溺れてしまう。