チェンライの日々

タイ(チェンライ)に住んで15年。日々の暮らしを綴ります。

さようなら、お手伝いさん!

とうとう別れの日が来た。
彼女は泣いて居た。
私は慰める言葉も無く、ただ「元気でネ」と。
妻がメーサイに送って行った後、ガランとした部屋に居るのは空しかったので、
以前行った喫茶店「ザ・ワンダー」に行った。
そこでぼーっと過ごした。
ふと気が付くと、黒い犬がテーブルの向かい側で寝て居た。
ずっと寝て居たが、暫くして太った女性客が来て、尻尾を振って行った。
常連客だろうか。
私もお尻が痛く成ったので、庭を散策した。
セミが激しく泣いて居た。



2022.3.31


2時間ほどして、お気に入りの市場に寄って、明日のパン食の為にミニトマトを買った。
私1人なので、何だかジロジロ見られてる様な気がしたが、気のせいだったんだろうか。


家に帰ると犬が嬉しそうにして居た。
1時間ほどして妻が帰って来た。
お手伝いさんは泣いて居たと。


明日から当分の間、妻が1人で家事をする。
大丈夫だろうか。
私は足が悪いので大して役に立たない。
なるべく妻の手を取らない様に、暫くパン食にするつもりだ。
お手伝いさんの部屋はガランとして居る。


最後にお手伝いさんが用意してくれた朝食



小椋佳/春の雨はやさしいはずなのに (1971年)




さて、今夜は天ぷら素麺。
新メニュー表にそって久し振りに作って貰った。
あと何回食べられるだろうか。
妻と2人だけだと、何だか新婚気分の様な。


ところで妻は、私が高校生に見えるのだろうか。
私は72で、もう伸び盛りでは無いのだが…。



さようなら、お手伝いさん!