「ザ・ワンダー」５日目

2022/02/16 02:19

今日は朝食を食べて居ると、お手伝いさんが切り干し大根が明日で無く成ると。
切り干し大根は直ぐには出来ない。
そして、干して在るのも無いと。
妻に直ぐ言う様に、お手伝いさんに言ったが一向に言う気配が無い。
キッチンに行くと、自分の朝食を食べてから言うと。
もう我慢出来ないので、食べるのも止めて、妻に言いに行った。
すると、大根が１本しか無いと。
１本でいいからやってくれと言った。
今、日が照ってるから今すぐ干さないと曇れば終わり。

食べ終わって寝て居ると「写真、写真」。
行って見ると、大根は既に干されて居た。
一体、いつの間に切ったのか。
自分で切ったのだと。
さすが妻だ。
「もっと早く言う様に」と、お手伝いさんを叱った様だ。

今日も近所の喫茶店は閉まって居た。
もうボチボチ「ザ・ワンダー」も飽きて来た感じだが、他に行く所も無かった。
今日もいつもの席が空いて居た。
そして白いネコも座って居た。
店内には誰も居なかった。

店員が接客してたので、立ち上がってカウンターの方に行くと、奥に引っ込んでしまった。
イジられてるのかと思ったが、カウンターの前をウロチョロして居ると、
店員が急いで現れて、「何でしょうか」と言わんばかりに、首を傾けて来た。
ホットココアを注文するのは分かってるだろうに…。
よく訓練されてるとも思った。
店長も「何でしようか」と言う顔で待ち構えたが、
店員の方に向かって、「ホットココア」と言った。

暫くすると、女の２人客が店内に入って来て、椅子に寝てるネコの写真を撮った。
ネコを撫でたが、ネコは知らん顔。
そして、ネコを抱きかかえ様としたら、ネコが怒った。
その後、今日は珍しく店員が話掛けて来た。
「このネコ昨日からずっとこの席に居るんですよ」
「ホオー」
この忙しいのに、何を喋ってんだろうと思った。
忙しいので息抜きの積もりか、或いは、変な日本人か探りを入れに来たのか。

その後、昨日の様にキャッシャーが忙しく成って来た。
昨日と同様、外人客が多かった。
外人の連れがタイ人女性で、店内で喋り始めたが、下手な英語が耳に付いて、
とても気に成った。
下手な発音は私には凄く耳障りなのだ。
実は発音には自信が在る。
単語は殆ど忘れたが…。
発音だけは小学校の時から有名な塾に通わされた。
勿論そこでは劣等生だった。

暫くして休憩がてらにトイレに散歩。
戻った時、腰の痛さをほぐす為、後ろの高いテーブルに座ると蚊が寄って来た。
顔の前をクルクル飛ぶので、とても其処には居られ無かった。
元の席に戻ってスプレーを腕に振り掛けた。
下手なタイ人の英語に悩まされながらも４時頃まで頑張ったが、
そろそろお尻の痛さも限界に達したので退散した。